涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

初春文楽公演にでかけてきました

2019-01-10 10:30:43 | 文楽

あれ、初春文楽公演の幟は無いんや。

劇場正面。
例年通り、左右の柱に門松、餅花、今回の公演の写真。

劇場に足を踏み入れると、正月気分たっぷり。

鏡餅。うらじろ以外はプラスチック製の模型です。

これもうらじろ以外はプラスチックのにらみ鯛。

今回に出る「壺阪観音霊験記」にちなんでか、壷阪寺の勝範師の揮毫による「亥」。

 

一階の資料展示室の「文楽入門」をまず観ます。

企画コーナーで「初春文楽公演の演目にちなんで」という展示。

 

「文楽人形版画集」から長谷川小信の「二人禿」

 

錦絵「伽羅先代萩」 長谷川宗廣画
栄御前 浅尾玉六  乳母政岡 澤村宗十郎

 

「文楽記念帖」 先代萩 御殿 斎藤清二郎画

 

 

「豊澤談平筆教訓歌」
ふしはをろか そめいろ山を 台にして
登りてすすめ いと竹の道

豊沢團平は幕末・明治期の三味線の名人。
「壺阪観音霊験記」や「良弁杉由来」を作曲された人です。

 

丸本「忠兵衛 梅川 冥途の飛脚」

忠兵衛の衣装

 

阿古屋。

 

 

劇場1階の様子。

プラスチック製ですが、紅白の餅花が至る所に。

芝居絵。

劇場は二階になっているので、エスカレーターで二階へ。

そのエスカレーターの上から吊られている今回の演目の写真。

一階でも帰るのですが、二階でプログラムを購入。
表紙のデザインは阿古屋の衣装。
これは平成二十六年に仕上げられた衣装で、国立文楽劇場では初登場のようです。

藤色繻子に破れ七宝、赤縮緬平金散し胴貫。

記念スタンプは、乳人政岡と千松、亀屋忠兵衛と遊女梅川です。

二階にも餅花。

餅花と文楽人形。

以前は初春文楽公演の時だけ、一階の文楽茶寮で休憩時間に昼食を取っていたのですが、ずいぶん前に閉店。
二階にあってひところ閉店となっていたお弁当売店が「文らく茶屋福屋」として再開しているということなので、
売店に行ってみると、期待の幕の内弁当は無かったけれど、いろいろなおかずの入った弁当があってそれを購入。

開演15分前には幕開き三番叟が始まるので早めに劇場内へ。

正面に1階に飾られていた「亥」の字の書かれた凧、そしてにらみ鯛。

緞帳は海北友松の「浜松図屏風」を基に作成された蒼流悠松図。

向かって右側に出語り床。

にらみ鯛。

出語り床。

注連縄と鏡餅。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿