出光美術館の後、地下鉄で東銀座まで。
歌舞伎座に到着です。
今行われている興行は「芸術祭十月大歌舞伎」です。
そのちらし。
昼の部についてはもう一枚別のちらしがあります。
今回は夜の部だけを観劇です。
まず最初に「沓手鳥孤城落月」。
淀の方を玉三郎、豊臣秀頼を七之助。
この作品、以前歌右衛門が淀の方を勤めたことがあるのですが、その時の淀の方の狂気は凄まじかった。
今回の玉三郎の淀の方は凄みはそれには及ばないものの、狂気を帯びてゆく演技がよかったですね。
次は「漢人韓分手管始」。
十木伝七を鴈治郎、傾城高尾を七之助、奴光平を松也、幸才典蔵を芝翫。
初めて観た演目です。
時折出る長崎言葉、朝鮮使節団の着る韓服、この辺りを愉しみにすればいいんですかね。
最後が「秋の色種」。
これは玉三郎の舞踊です。美しい気品のある舞踊ですね。
今回は東京に一泊します。
芝居が終わって外に出ると、真っ黒な夜空を背景に歌舞伎座はライトアップされていました。
来月の歌舞伎座の公演は「吉例顔見世大歌舞伎」。
観に来たいなぁ。
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