涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

歌舞伎座で「吉例顔見世大歌舞伎」夜の部

2017-11-02 22:30:00 | 歌舞伎

 

先月と同じく、歌舞伎座へ。

今月は「吉例顔見世大歌舞伎」です。

地下の木挽町広場。
大きな提灯とクリスマスツリーがお出迎えです。

劇場前に酒樽が積まれています。

芝居絵が劇場の正面に。

夜の部は、

一、仮名手本忠臣蔵

五段目 山崎街道鉄砲渡しの場、山崎街道二つ玉の場。
六段目 与市兵衛内内勘平腹切の場

勘平を片岡仁左衛門、お軽を片岡孝太郎、斧定九郎を松本染五郎、一文字お才を片岡秀太郎
おかやを上村吉弥、源六を片岡松之助

台詞が上方言葉だったのですが、六段目で勘平が濡れた服を着替えて紋服に着替えました。菊五郎風ですね。

そうそう、斧定九郎も文楽とは全く違っていますね。

二、恋飛脚大和往来

新口村

忠兵衛を坂田藤十郎、梅側を中村扇雀、孫右衛門を中村歌六。

これも文楽では雨の中で話が進むのですが、歌舞伎では雪の中で進行しますね。

三、元禄忠臣蔵

大石最後の日

 実はこういう新作歌舞伎はちょっと苦手。
確か6年前のさよなら歌舞伎座で昼夜通しがあって、もしかして通しでみると違うかもと観に行きましたが、あきませんでした。

その時に出演していた市川団十郎、中村芝翫、中村富十郎らは今はもう亡く、
片岡我當も病気のせいで最近出演されませんね。
最後に我當さんの姿を拝見したのは、去年の夏の松竹座での、中村雀右衛門襲名興行。
口上にだけ出られたのですが、その呂律の回ら無さに衝撃を受けたことを今も覚えております。
歌右衛門襲名を目の前にして脳出血で未だに休演中の中村福助、
20年ほど前に脳梗塞で未だ休演中の澤村藤十郎、
これからますます座組が大変になりそうですね。

芝居が跳ねたのはもう午後9時15分くらい。

宝町にホテルを取ったので、ブラブラ歩いてゆきます。

途中にヴェローチェがあったので、カフェラテを。

15分程で到着です。

シャワーを浴びたらそのまま眠ってしまいました。
夜中三時頃に明るさに目が覚め、つけっぱなしの灯りを消すとまたすぐに寝入ってしまいました。



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