涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

ぐるっとバスを乗り継いで、春日大社国宝殿

2020-11-01 10:30:53 | 美術館・博物館

大仏殿前駐車場へは、国立博物館のすぐ前を左折して坂を下ってゆきます。
そしてすぐ東(右手)南大門。

乗り換えに時間があるなら行ってみようかと思うとすぐに若草山麓ルートのバス。
わずかな乗り換え時間で南大門の屋根だけ撮影。

下ってきた坂を上り、再び国立博物館の前で左折。
入館者の列ができていましたよ。

新公会堂(今は奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・東側KA~)の南側の道をどんどん登り、
途中から北側へ。道幅が狭くなって今度は坂を下って再び登り、
手向山八幡宮の南側で停車。その後若草山山麓を南に沿って走り、坂を下って春日大社駐車場へ。

途中で見かけた「美鹿パトロール隊」の車。

若草山への入山ゲートを知らせる標識、そこには鹿。

若草山に沿って南へ。

春日大社駐車場、今日は路線バス、団体バスと七五三参りの車しか駐車できないようです。

バス停をおりてすぐに宝物館。

確かに七五三参りの子供や保護者がたくさん。

新調した「鼉太鼓(だだいこ)」が1階ロビーに。

2階の展示室には旧の「鼉太鼓」が展示されていますが、2階は撮影禁止です。

(スマホでカシャカシャ撮影している中年女性がいましたが)

2階で開催されている特別展は
芸能の美・杜園の心 ~奈良近代彫刻の名匠森川杜園生誕二百年にちなんで~

森川杜園は幕末から明治にかけて奈良で活躍した人。
絵を描き、奈良人形を彫り、狂言をした人で、その木彫りは、奈良人形の枠を超え、
竹内久一を刺激し、平櫛田中を憧憬させ、近代日本の彫刻師に輝きを放っています。
杜園は絵師として春日大社の御用を勤め、春日有職奈良人形師の誇りを以て木彫りに邁進しました。
森川杜園の生誕200年にちなみ、また近年寄贈された杜園が自画した自宅能舞台の鏡板の
修理の完成を記念して、杜園作品を中心にとの深い縁を示す展覧会です。

(ちらしより)

意外と森川杜園は知られていませんが、
江戸後期~明治時代に彫刻家・画家・狂言師として活躍。
正倉院御物の復元も行っています。

杜園が生涯のテーマとした春日神鹿について、初期の力作から円熟期の名品まで多くが集められ、
制作の違いを感じることができましたね。



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