夢みるpocoの昼と夜☆

不惑を過ぎても煩悩だらけ。
映画に音楽♪ドラマに舞台にスポーツetc...
自由気ままに感じた事を綴ったブログです。

映画『THE*SALVATION~悪党に粛清を』

2015-07-03 | 映画
マッツ・ミケルセン主演の映画
『THE*SALVATION~悪党に粛清を』
を観て来ました。


<画像出典元:http://grogsmovieblogs.com

マッツ好きの友人と『初スクリーンマッツ』を体験(笑)
彼の作品は色々観て来ましたが、
そうかこれが初かとちょっと意外な気がしました。

世界中の映画祭が熱狂したウエスタン・ノワール
とうたっていますが、
いやはやなかなか見応えのあるウエスタン映画でした。


『悪党に粛清を』本予告

<Klockworx VODさんよりお借りしました>


ーーー時は1870年代
敗戦で混沌としたデンマークから離れ、
新天地アメリカへ渡った元兵士の兄弟ピーターとジョン。
ーーー7年後、
事業が軌道に乗った事で、ジョンは、故郷に残した妻子を呼び寄せる。
再会を喜ぶも家に向う駅馬車に乗り合わせた男達に妻子を殺されてしまう。
犯人を見つけ出したジョンは、怒りのあまり犯人を手にかけてしまったが、
彼の殺した相手は、町の用心棒:悪名高いデラルー大佐の弟だった。
弟を殺したヤツを2時間以内に探し出せ!
大佐の怒りを買ったジョンは、追われる立場になり、
ーーー壮絶な復讐劇に巻き込まれて行く。



ジョン役のマッツ氏が一番好きなシーンと言っていた
<妻子との再会シーン>
汽車の到着を静かに兄弟で待つ場面が素敵。

<画像出典元:http://www.mongrelmedia.com

愛する妻と息子の姿を見て、
優しい眼差しと愛おしそうに微笑むジョンが
息子のの成長に驚きと誇らし気に話しかけ、
ぎこちなく慈しむように包容して口づけを交わすジョン&妻。
台詞は少なくとも家族愛が溢れています。

兄との関係も凄くイイんです
兄弟愛
兄は、用事があって、駅馬車には乗らなかったのです。
家に着いて、ジョンと妻子の亡骸を見てショックと
一緒に居ればと激しい後悔があったのでは…。

大佐に捕まったジョンを助けに行く所もカッコイイです。
多くを語らずとも2人の兄弟は強い絆で繋がっていると
分かる素晴らしくも胸が痛くなる。

元兵士だった2人、
策士で銃やナイフの腕も超一流!


北欧の兵士ってだけで、
体格もがっしりしていて、
ヴァイキングDNA的なもので強いんだろうな(笑)
新しいウエスタンだよな~。



<画像出典元:http://www.mongrelmedia.com

大佐の弟の情婦役のエヴァ・グリーンも素晴らしかった!
舌を切られ声を失った美しい女性。
大佐の手から逃れようと試みますが?!



<画像出典元:http://www.mongrelmedia.com

荒涼とした乾いた土地が
より一層、孤独な戦いを強いられるジョンを表しているようで
なんとも言えない哀しみを感じずにはいられない。



なんとも残酷なシーンもありますが、
善悪がはっきりとしていて、物語が分かり易く
しかも長過ぎない時間が程よい。
アクションも景色も奇麗で、
スクリーンで観て良かったと思える映画でした。





* おまけ *

『悪党に粛清を』特別映像

<シネマトゥデイ さんよりお借りしました>







『Kingsman~The Secret Service/キングスマン:ザ・シークレットサービス』予告編

2015-05-25 | 映画
公開は、まだかまだかと待ちわびている映画
『Kingsman~The Secret Service/キングスマン:ザ・シークレットサービス』

<画像出典元:http://en.wikipedia.org

まだ、観ていないのに、続編の製作が決定したとの記事を読み
あれ?見逃していた?と慌てて調べたら、
今夏公開とな。
良かった、これからだったのね、やっと観れます
何が楽しみって、コリンのアクション!!!
はい、あの英国俳優コリン・ファースです。

なかなか様になっているではないか~~~!

<画像出典元:http://swagmoviereviews.com

熱烈なファンでなくても注目せざるおえないっっ
コリンを初めてスクリーンで観たのが『アナザーカントリー』
それから、
BBCのドラマ『高慢と偏見』『ブリジット・ジョーンズの日記』『シングルマン』
『裏切りのサーカス』等々と数々を拝見して来ましたが…
ついについにアクションですよ~~~~。
驚きとともに期待しちゃいます


ハリウッド的悪役=英国俳優の一人(笑)も出演!
マーク・ストロング!!!

<画像出典元:http://ord.yahoo.co.jp/o/image

予告編は、コチラ~~~
↓↓↓
Kingsman: The Secret Service Official International Trailer #1 (2015) - Colin Firth Movie HD

<MOVIECLIPS Trailers さんよりお借りしました>

Kingsman: The Secret Service | Official Trailer 2 [HD] | 20th Century FOX

<20th Century Fox さんよりお借りしました>

Kingsman: The Secret Service - Official Trailer #3 (2015) [HD]

<FilmTrailerZone さんよりお借りしました>



ベン・ウィショー新作予告

2015-04-06 | 映画
ベン・ウィショー主演
映画『追憶と、踊りながら(原題:LILTING)』予告編


<シネマトリビューンさんよりお借りしました>

ベン・ウィショー演じるゲイのイギリス人青年と、
「グリーン・デスティニー」のチェン・ペイペイ演じる
介護ホームで暮らす初老のカンボジア系中国人女性との
心の交流を描くヒューマンドラマ。
監督・脚本は、本作が長編デビューとなるホン・カウ。
共演は「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のモーヴェン・クリスティ、
「バンク・ジョブ」のピーター・ボウルズ。
5月23日公開

<movie.walkerplus.comより引用>

公式HP→http://www.moviola.jp/tsuioku/


この映画は、ちょっと観たいけれども
新宿武蔵野館かぁ~、その後、全国順次ロードショーとありますが、
近くの映画館で上映してくれるかなぁ???

ArtificialEyeFilm
Lilting trailer, starring Ben Whishaw - in cinemas & on demand now!



ベン様の繊細な演技に期待出来そう
予告を観ただけでグッと来る!!!




映画『Song for Marion/アンコール!!』

2015-03-12 | 映画
映画『Song for Marion/アンコール!!』を観た。
↓↓↓


Unfinished Song (Song for Marion) Official HD Trailer

<frfilmentさんよりお借りしました>

2012年イギリス製作。
監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ。


上がおそらくポスターは、英国版、予告編はアメリカ版?
下のが日本版。
これらを比べるのも興味深い。


<画像出典元:http://encore.asmik-ace.co.jp

映画『アンコール!!』予告編

<シネマトゥデイさんよりお借りしました>


寡黙でいつもしかめっ面の頑固じじい、
取っ付きにくい性格のアーサーは、息子との関係もギクシャク。
そんな彼が唯一笑顔を見せるのが愛する妻マリオン。
明るく朗らかで誰にでも好かれる彼女。
彼女の楽しみは、年寄り達の合唱団でロックやポップを歌う事。
その合唱団がコンクールの選考大会に出場参加する事に
そんな中、彼女のガンが再発してしまう。
アーサーの反対を押切り、合唱団に復活するが
しかし、体調不良で練習に参加で出来なくなってしまう。
妻の代わって、合唱団のメンバーになるアーサーだが…。



何気に観た映画がヒットだったってな経験があるかと思うが、
まさにこの作品がそうだった。

泣けたし、笑えたし、胸にズキズキきましたね~。
年々、涙腺が緩くなって大変。
自分もかなり頑固な性格なので、素直にならんとな!
つくづく思ってしまいましたよ。

老夫婦役のテレンス・スタンプ(アーサー)と
ヴァネッサ・レッドグレイヴ(マリオン)が素晴らしい
気難しいアーサーが心を許す唯一無二の存在のマリオン。
アーサーの不器用さが愛おしくてたまりません

なんとかアーサーに心を開かせようとするのは、
合唱団の若き先生のエリザベス(ジェマ・アータートン)
彼女とアーサーの関係も年齢&性別を越えた友情にも似た、
なんともほっこりさせてくれます。

夫婦とは家族とは仲間とは?
この短い時間の映画にぎゅっと濃縮されてるように思えます。

合唱団『年金ズ』の歌う名曲の数々も必聴!!!

『トゥルー・カラーズ』シンディ・ローパー
『サンシャイン』スティーヴィー・ワンダー
『クレイジー』シーロー・グリーン
『エース・オブ・スペーズ』モーターヘッド
etcえとせとら…



歌ってやっぱりいいですね~
歌って、踊って笑顔って、な~~~んて幸せ


ビリー・ジョエルの『眠りつく君へ』
を歌うアーサー(テレンス・スタンプ)の歌声が心に響きます

コチラは、オリジナル!
↓↓↓
Billy Joel - Lullabye (Goodnight, My Angel)

<billyjoelVEVOさんよりお借りしました>







映画『Twelfth Night~Or What You Will:十二夜』

2015-02-16 | 映画
『Twelfth Night~Or What You Will:十二夜』

<画像出典元:http://www.cinemagia.roe/

俳優トビー・スティーブンスを追っていたら、
観ていなかった興味深い映画が!
シェイクスピアの戯曲の映画化
『Twelfth Night~Or What You Will:十二夜』
1996年のイギリスの映画。

<画像出典元:http://www.cinemagia.ro/filme

シェイクスピアの傑作恋愛喜劇を小粋に映像化した、
ウィットに富んだコスチュームプレイ。
一目ぼれでのぼせ上がり、片思いに涙し。
本人は真剣でも、はたから見たらそうとう恥ずかしい。
そんな恋愛のばかばかしさと楽しさが、チャーミングに描かれていく。
舞台を19世紀に移し、斬新な演出でテンポよく進む本作は、
シェイクスピアなんて難しそう、という思い込みを吹き飛ばしてくれるはず。
風光明媚な英国の風景も美しい。
監督・脚本は、
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの演出家として知られる
トレヴァー・ナン

<文面引用:http://www.amazon.co.jp


<screenshot/By:poco>

Twelfth Night or What You Will (1996) Official Trailer
- Ben Kingsley, Helena Bonham Carter Movie HD

<MOVIECLIPS Classic Trailersさんよりお借りしました>

ヘレナ・ボナム・カーターを始めキャスティングが豪華です。
俳優さん達が皆、巧みな演技をされるので、
双子(男女)に女性が男装って、
映像化するには、かなり無理がある設定なのに
そんな有り得ないっしょ!的な
考えもどこかへ行ってしまう、
…自然と世界に引込まれます。

人の恋は時に滑稽で切なくて…
恋が絡むと人間関係も複雑になってドタバタ
一途にに思い続けると奇跡が起こる
最後は、なんだか妙にあたたかいほっこりした気持ちになる。

そして、
この映画の何が良かったって、ですっっっ
ベン・キングズレー演ずる道化師:フェステが歌う
曲の数々が素晴らしい!!!
陽気な曲や甘く切ない恋の歌だったり、声がイイんです。
うっとり
映画を見終わった後も耳に残るメロディ


Twelfth Night (1996) - O Mistress Mine

<murmuzendaさんよりお借りしました>



Feste:フェステ:道化/Sir Ben Kingsley:ベン・キングズレー

<画像出典元:http://www.cinemagia.ro


舞台は19世紀末のイタリア。
双子の兄妹のセバスチャンとヴィオラは、
船旅のさなか嵐で難破し遭難してしまう。
妹のヴァイオラは、助けてもらった船長の口利きで、
辿り着いた土地の領主オーシーノ公爵の小性として仕える事になる。
長い美しい豊かなな髪を切り、髭を張り付け、
大股で歩いたり、低い声を出す訓練をし、男装:セザリオになって。

オーシーノ公爵は、初々しいセザリオがお気に入り、
常に側に置く様になり、恋の悩みも打ち明けるようになります。
そんなオーシーノに密かな恋心を抱くセザリオ(ヴァイオラ)。
しかし、公爵は、伯爵令嬢のオリヴィアに恋していた。
オーシーノーの恋の使いとなって、オリヴィアへ向わせられます。
オリヴィアは、父に続き兄まで亡くなり、
大きな悲しみのあまり、喪に付し、オーシーノの使いを断り続けていた。
そんな中、セザリオ(ヴァイオラ)と出会うオリヴィアは、
すっかり彼の美貌と機知に富んだ会話に魅了されてしまう。
ーーーセザリオが女性とは知らずに。
さぁ、どうなるのか?!
恋のトライアングル



Olivia:オリヴィア/Helena Bonham Carter:ヘレナ・ボナム=カーター

<画像出典元:http://www.cinemagia.ro
言わずと知れた英国を代表する女優さん。
近今は、ちょっとクセのある役ばかりですが、
まだ若くて
このオリヴィア役はと~~~てもキュート
髪型が超可愛い



Viola:ヴァイオラ(セザーリオ)/Imogen Stubbs:イモジェン・スタッブス

<画像出典元:http://www.cinemagia.ro
女性の格好をしていてもいまいちピンと来ない。
ーーー骨格が男顔なのかな?
だから選ばれたのかしら???
イモジェン・スタッブスさんは、『ある晴れた日に』に出演しているのですが、
ん~~~、どの役だったのかしら?記憶にないな~???



Orsino:オーシーノ公爵/Toby Stephens:トビー・スティーブンス

<screenshot/By:poco>

<画像出典元:http://www.cinemagia.ro
我らが、トビー氏は、オーシーノ公爵役。
ヘレナ・ボナム・カーター演ずるオリヴィアに恋い焦がれる役。
若いなぁ~~~ピチピチ



Sebastian:セバスティアン/Steven MacKintosh:スティーヴン・マッキントッシュ

<画像出典元:http://www.cinemagia.ro
ヴァイオラの双子の兄役。
やっぱり、似てないよ~~~~



<screenshot/By:poco>
美しい景色も見物ですよ~~~




エンディングを飾るのもフェステの歌声です
↓↓↓
'Twelfth Night' 1996 Soundtrack: The Wind And The Rain

<Hannah Martinさんよりお借りしました>