ソチ冬期五輪が終わった…

連日の寝不足も吹っ飛ぶくらいの感動をいただきました、
ソチ冬期五輪が終わった…寂しい

本や映画よりもそこに人間のドラマがあるって言いますが本当でしたね～。
だって、リアルなんですもの。
だからやっぱり、録画じゃなくて、基本LIVEで観ました。

色々な競技を観て来ましたが
自分の感情の起伏が激しくってハラハラドキドキ
手にあせ握って、祈って、叫んで、手を叩いて！
いや～～～夜中にいい迷惑なんですがね～
おおいに盛り上がりました！


そして、手前勝手に　My Best シーン！！！
順位は、選べないので、ただ羅列します。


先陣を切っての女子モーグル決勝！
なんでやぁ～～～の上村愛子選手。

正直あまり期待はしていなかったのです。
他の選手も素晴らしい滑りしているし…決勝は難しいかなぁ～と
思っていたら、どんどんターボ上げて来てあれよあれよで決勝！
もの凄い素晴らしい滑りを見せてくれて、
タイムも早いじゃないか～～～～っ！！！
これは、高得点が期待出来るって思ったら
ありゃりゃぁ～点数があまり伸びません。
一番滑走だし、点数を抑えられてしまったかなという印象。
が！その後の選手達も失敗したり点数が伸びなかったりで
ーーーもしかしたら？
一個ずつ上がって来て、３位かっ？って
いつの間にかメダル争いをしていて…
でも、最後の最後でメダルに届かなかった…
あぁ～なんて運命！！！
本当、なんだろうっって感じです。
メダルを獲らせてあがたかった


ノルディックスキー・ジャンプ女子
高梨沙羅選手。
誰もがメダル、金メダルだと期待を寄せていて…
小さな身体は、その重みが耐えられなかったのでしょうか？
いつもと違っていた…
これが五輪の魔物なんでしょうね。
これは、経験した選手しか分からない感覚なので、言葉もありません。
五輪の女神は過酷ないたずらとしか思えません。
是非とも次の五輪では、もう一人のサラ選手と競って
笑顔で楽しんで、
金メダルを手にして欲しいと思います


序盤のこの寸前の所でメダルを逃すと言う
悲しい状況を払拭してくれたのが…


スノーボード・ハーフパイプ男子決勝
平岡卓選手銅＆平野歩夢選手銀！！！
これは、もうもう興奮しましたねぇ～
これまた期待してなかったので、予選で良くても決勝ではどうよ？
って上から目線で（笑）
ーーー蓋を開けるみれば、
日本の平岡＆平野両選手とスイスのホドラドチコフ選手以外はミスとか無難な演技だったりで…
平岡選手の1本目からの立て直しが凄かったですね～！
もうエライ！！！
平野選手のミスなしも凄いし、滑りと技が美しい
ホドラドチコフ選手の一か八かの大勝負で決めるのもあっぱれ
まさかショーン・ホワイトがあんな失敗をすると思わなかったなぁ～
最後まで誰がどうなるか分からなかったので、面白かった～～～
メダルが決まっても金のホドラドチコフ選手が喜んで騒いでるとは対照的に
日本の２人は、飄々としている様子が面白かった。
いや～～～、たいしたものです。
次も期待しています



フィギュアスケートアイスダンス
メリルデービス＆チャーリーホワイト組
昔からフィギュアスケートでもアイスダンスがかなり好きで
そのきっかけとなったのは、
遡る事サラエボ五輪のトービル・ディーン組の審査員一致の満点を出した演技『ボレロ』
そして夢中にさせた旧ソ連の選手達。
暫く、熱心に観る事はなくなっていたのですが、バンクーバーからまた再燃！
そして、今回、
まずは、団体で観た『マイ・ フェア・レディ（My Fair Lady）』で心を奪われ
アイスダンス・ショートダンスでの世界最高得点でまたまた魅了され
フリーダンスでは！と思っていたら、
前大会の金メダリストのテッサ・ヴァーチュー＆スコット・モイアが世界最高得点を叩き出し、
２人にプレッシャーを掛けます。
（この２人も好きなんですけどね～それより上を行きました！）
曲は、『シェヘラザード』２人がずっと演じたかった曲って事もあり
世界観が凄かった～うっとり
スピードもステップ＆ツイズルもぴったり！リフトも全て完璧なのに演技も素晴らしく
いや～～～ただただ見惚れていました。
そして、自身が記録した歴代最高記録で金メダル！！！
これは、まさしく真のチャンピオンですよ～


フィギュアスケート女子フリープログラム
浅田真央選手
もうもう、素晴らしかったの一言。
いや～～～泣いた～。
泣かされた～～～～～～！！！
TVニュースや記事観ても泣きました。

私の中では、フリープログラム1位だし、150点以上は出ています（笑）
もう、なんでショートでこれが出来ないんだよ～って怒りながら
感動して泣いてました。

今シーズンの彼女の演技を見てきたから、まさかショートで
16位と言う順位よりも、ほんとんど技術点の入らない演技に驚いたのなんのって。
ソチ入りする前に爆弾の3Aをショート＆フリーで３回というのを
2回にすると発表になってからは、いける！って期待が大きかっただけに衝撃でした。
まるで、バンクーバー後のジャンプや滑りの技術を基本から見直していて
大会で結果が出せなかったシーズンを彷彿とさせるような。
ずっとショートが苦手とされて来たのが
昨シーズンから得意なものに変わっていたのにも関わらず
またしても3Aの迷宮へ…
わちゃあ～
でもここからが、浅田選手の凄い所
そんじゃそこらの苦難ではない逆境に力を発揮する！
まさか一日で立て直せるとは思っていませんでしたよ。

でもリンクに立った時の表情が引き締まっていたのと
3Aを片足で氷着したので、これは？！って
後はもう、もう、ただただ次々繰り出されるジャンプと
存在感溢れる演技とスケーディングにぐいぐいと引込まれて
あっと言う間に演技が終わってしまっていました。
彼女のあの最後の涙には、世界中が涙した事でしょう。

なんでこんなにも心を動かされたのか？
後に彼女のインタビューを見て知ったのですが、
彼女は、ジャンプの一つ一つに思い入れをしながら飛んでいたそうです。
感謝の気持ちを込めてこのジャンプは亡き母へ、父へ、舞さんへと…
感情が込もっていたからこそそれが画面を通して
こちらへその想いが伝わって来たのでしょうね…

3Aを飛ばすとも世界で勝てるのにそれにこだわる彼女の頑固さ
自分にしか出来ないというこだわりが凄いです。
真のアスリート！

それが、彼女の魅力なんでしょうね。
放っとけないって感じが微笑ましい感じが。
つーか、強さも弱さも持っている人間っぽさが。
世界からも愛されるスケーターですね。

十分休んでからもう一度、戻って来て頂いて、
4年後にコストナー選手のような成熟した楽しむ演技を見せて欲しいし
そして、金メダルを



ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒル銀、団体で銅メダル
葛西紀明選手。
世界の選手から尊敬されるレジェント葛西！
同じ世代として本当に尊敬します。
最近、30代～40代のアスリートから
肉体は衰えると言われているが、経験を積む事によって
更なる高みに行けるとか肉体は精神からみたいな事を見聞きしていたのを
葛西選手によって、実際に改めて目の当たりさせられた気がします。

個人のメダルよりも団体のメダルを手にした時の涙が忘れられません。
自分も経験して来た事だから、苦楽を共にして来た仲間だから
メダルを獲らせてあげたかった…
そこに優しさと強さとそして、日本人魂を見ました。




語り出したらキリのないこのスポーツの世界！
どんな競技のどんな選手にも沢山のドラマがありました。

自分が些細な事にグダグダしているのがバカらしくなり程
前向きにさせてくれるスポーツの力は、良い薬です。


今回の五輪は、若手と熟練の活躍した大会でしたね～

メダルに届かなくても、観ているだけで心に響いて
新種目も楽しめたし
選手の皆さんには、本当に多くの感動を与えてくれました。


世界の出場選手＆スタッフ＆関係者＆ソチ市民の皆様方！
ありがとうございました！！！
本当にお疲れさまでした～～～！！！