夢みるpocoの昼と夜☆

不惑を過ぎても煩悩だらけ。
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自由気ままに感じた事を綴ったブログです。

映画『Dracula Untold:ドラキュラ~ZERO~』

2014-11-13 | 映画


<画像出典元:https://it.cinema.yahoo.com

観に行って来ました!
映画『Dracula Untold:ドラキュラ~ZERO~』

「その男、悪にして英雄。愛する者のため、悪にこの身を捧げよう―」

映画『ドラキュラZERO』本予告

<東宝東和公式チャンネルさんよりお借りしました>

ビバ
ルーク・エヴァンス:初主演映画!!!


<画像出典元:http://www.inquisitr.com

<STORY>
15世紀半ば、トランシルヴェニア地方を治めるヴラド・ドラキュラ。
かつては、オスマン帝国に人質として捕えられ、
殺人兵器として育てられ、『串刺し公』の名で恐れられていた。
国に戻ってからは、
民に慕われ、部下に敬愛される君主となっていたーーー。

しかし、そんな平穏な日々は続かなかった、
再び、オスマン帝国が再び侵略して来たのだ。

大切な息子を自分と同じ人質としての地獄を味合わせたくはない!
愛する妻を息子を、民を守る為にブラド公は、悪に身を捧げるーーーー。



映像美は申し分がないっ!
ルーク氏扮するブラド公は、かっちょええぇし
衣装もうっとりする程、素敵だし
ーーー異形の者の形相は、
恐ろしさと神秘性があり、
陽を浴びて溶け出す皮膚の描写や
素早い動きを群らなる蝙蝠で表現する手法だったり、
新たな映像美として見せてくれました。
実際に吸血鬼は観た事はないけれども
きっとこんな感じなのかもと思わせるディティールは見事だった。
数万の蝙蝠を操り、オスマン帝国の大軍を攻撃するシーンは圧巻!
とにかく斬新かつスタイリッシュ!!!

黒の甲冑姿

<画像出典元:http://collider.com

繊細なデザインのティアラにため息

<画像出典元:http://www.blackfilm.com

恐ろしい形相!

<画像出典元:http://bloody-disgusting.com

アクションやCGが凄いだけの映画だろうと
正直、単純なSTORY展開で、
予告を観れば大筋は、分かってしまう感じではありましたが、
期待はまったくしていなかった分、割と楽しめました。

ブラド公が悪魔に身を捧げまいと葛藤する姿と
愛する者達を守ろうとする姿が痛々しくも愛おしい。

永遠の夫婦の愛なのか親子愛なのか
異形のものの拗れた愛なのか???何が描きたかったのか
ちょっと中途半端な所がオシイ。

親子愛は良かったよ~
可愛い息子で、教会のシーンは泣けた

<画像出典元:https://www.facebook.com

ルーク・エヴァンスがゲイだと知っているから
余計、邪な目で観てしまうのがイケナイ所。
夫婦の絡みよりもチャールズ・ダンス演じる古来のドラキュラとの
絡みの方がより濃厚で妖しい魅力がある。
最後のシーンが意味深。

<画像出典元:http://luke-evans.us/picture/film-production

賛否両論かと思われるラストは、
個人的には、無くて良かったと思います。
が、次があるのかな?と期待させますが…
はて?どんな展開が待っているのかは想像出来ない。


今、若手の有望株であるイギリス俳優ドミニク・クーパーも注目。
オスマン帝国軍の皇帝メフメト2世役でブラド公に立ちはだかる敵役。
イヤらしい感じの色気がある一度観たら忘れられない俳優だ。
ちょっとオーソン・ウェルズを彷彿とさせるお顔立ち。


<画像出典元:https://hlo.tohotheater.jp





Lorde - Everybody Wants to Rule the World [Dracula Untold trailer song]

<sebastianF129さんよりお借りしました>

予告編でバックに流れていた曲、探してみたら、
なんとなんと!!!
Tears for Fearsのヒット曲
『Everybody Wants to Rule the World』のカバーだった!

ーーーどんな事歌っているのと調べてみたら、

全てを思いのままにしたいのに

ようこそ君の人生へ
もう後戻りは出来ないよ
僕らが眠っている間にも
きっと君は立派な振る舞いを 心がけているのだろう
母なる自然に背いてまで
誰もが全てを思いのままにしたいというのに

ってな歌詞でした。うむ、うむ。