モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

眼が見えなくてもイメージできる

2012年05月04日 | 無財の七施
12・5・4
―眼は見えなくてもイメージできるー

以前千葉駅ステーションビルで
盲目の人に手編みを教えている教室を取材、
レポートを書いたことがあります。

途中失明者が多いということでしたが、
女等は編み上がったセーターやマフラーなどをイメージできる。

編み上がった作品を自分自身が着て、ステージに上がり、
フアッションショーを開催したことがある。

ステージ上では小学生がエスコート、舞台中央に進み、
演技をして自分の作品を見せる。
中央に設えた花道を行き来する。

その歓びに充ちた表情が印象深い。
彼女らはイメージの中でだけモノを見る。

自分の華やかな姿をイメージすることが
彼女らを明るく華やかにする。
生きる力を躍動させている。

現実の一編一編は想像以上の困難がある。
にも関わらず、
嬉々として手編み作業を支えているのはイメージである。

イメージは困難を乗り越える力が秘められている。