12・5・15 夢を見る
赤毛のアンは仕切りに想像する。
夢があり願いもある。だが、誰かに頼み事はしていない。
誰かに何かして上げようとすることは度々ある。
誰かに頼む、簡単に言えば売り込むことは一切ない。
もしかすると、想像することに特殊な力があるのじゃないか……、と考えた。
試しに想像してみよう、と思った。
テーマを決め、テーマに沿った話を原稿用紙3枚分以上書いてみようと思った。
2月1日から3月31日までの60日間一日一話書いた。
今泉浩晃氏の提唱する
「マンダラメモ学」に従って書き込む、書き込んだものを眺める。
眺めているうちに浮かんできたことをフレーズに書きとめる。
書きとめたフレーズに触発されて更にフレーズが思い浮かぶ。
出尽くした、と云うより
3枚分ぐらいの量に達しただろう、と思えるあたりで作業を打ち切る。
出切った、とか出し切ったという実感はない。
中で手が止まることはある。再び眺め眺めているうちに思い浮かぶ、
フレーズに書き出す。この繰り返しを続ける。
腕組みをして宙を睨んで考えるのではない。
8,9割は手作業である。手作業を通じて文字通り身につくものがある。
夢を見る、思いめぐらす、想像する、そうしたことが身についてくるような気がする。
そして命の力が始動する
動き始めるのです