モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

豆本 ネタ本

2012年05月29日 | 近くを訪ねる

12・5・29 

ネタ本 豆本

豆本の次はネタ本の話です。

養護老人施設に入居するお年寄りへ毎月7,8名の方にハガキを差し上げる

ボランティア活動が発端になって文章を書き始めました。

当時、まだ絵手紙という言葉さえ無かった時代です。

名前と年齢しか分からない人、7,8人へ7,8通りのハガキを書く。

何を書いたら良いか、およそ見当が付かない。

 

外出機会の少ないお年寄りに外の様子を書こう、

たったこの一言で何を書いたら良いか、という重大問題が呆気なく解決したのです。

 

外の様子の連想から季節の話題、更にネタ本として歳時記へ行きつきました。

本屋でたまたま手に取ったのが水原秋桜子の俳句歳時記、

本の厚さも手頃、値段も手ごろと云うだけで買った歳時記、

この歳時記を選んだことは偶然以上の何かがある、何かがあったような気がします。

 

元より、ハガキを7,8通り書くためのネタ本ですから気楽に読める。

季語の説明文から適当なフレーズ、文言を書き抜く。

くっ付けたりオヒレ、ハヒレを付けて一文に仕立てる。

7,8通りのハガキ文を書くのは億劫にしない、億劫じゃない。

こんな方法は邪道だろうな、思いが何時も付きまとっていた。