モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

パワーリハビリ 介護予防?

2012年05月05日 | 無財の七施
12・5・5
―パワーリハビリ 介護予防ー

NHKで紹介されたパワーリハビリ、
負荷をうーんと少なくして、
トレーニングマシンで衰えた足腰の筋肉を鍛える。

寝たきりのお年寄りが起き上がって歩けるようになる。番組では
歩けないお年寄りが歩けるようになった驚くべき事実を伝えていた。

驚くほど速く足腰は衰える、
私の入院経験から云える。

退院して午前2回、午後3回15分から20分ぐらい歩く訓練をした。
間もなく歩けるようになった。

筋肉の衰えるのは早い、と思った。

歩く訓練を重ねれば歩けるようになる、と云う確信があった。

もし、確信が無かったら歩く訓練は怠っていたに違いない。

何らかの事情で歩く機会が減って、
筋肉が衰えてしまったお年寄りの多くは、
「もう歳だから」と諦めている。

「パワーリハビリで歩けるかも知れない……」
との思いが行動に向かわせる。

船橋市で実施しているパワーリハビリを取材したことがある。

市の職員は
パワーリハビリを実施する目的は介護予防だという。

歩けなくなった、と思い込んでいるお年寄りが
歩けるようになった歓びをどう受け止めているのか、
疑問に思った。

介護予防は行政の都合であって、
生きる希望、歓びにつながってこない。

悦びは次の意欲につながって来るのに……