12・7・8
利己的から利他的へ
交通ルールを積極的に守ろうとする、
つまり利己的な行動を払拭して利他的な行動指針を得てそのように行動する。
積極的利他的な行為は生命活動を発動させる。
養護老人施設のお年寄りにはがきを差し上げる活動も利他的行為、
文章が書けるようになり、
俳句、短歌、詩も詠むようになり絵も描けるようになった。
施設の職員によると、認知症のお年寄りも
はがきを受け取った一瞬、ニッコリ笑う、と云う。
ホンの一瞬でも歓びに係ることでお年寄りも、
はがきを差し上げる私の方も生命活動が始動したのでしょう。
交通ルールを積極的に守ろうとすることも、
お年寄りにはがきを差し上げる活動も些細なことです。
細やかですが、その都度生命活動が始動しているのです。
こうした行いを次から次へと繰りかえることで
生命活動は絶え間なく動き続けるでしょう。
無財の七施、
思いやりのある言葉、
笑顔、履物を揃える程度のことだったら
何時でも何処でもできます。
実行しようとする意志、
実行する心は尊いものです。
尊さは命の躍動に係ることなのです。