モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

文章作成の邪道

2012年07月28日 | 無財の七施

12・7・28 

文章作成の邪道?

「何を書いたらよいか…」と云う重大問題は呆気なく解決した。

「季節の話題」の連想から鳥の鳴き声を収集する人、花に特化する人、

ファッションの話題を集める等など様々に季節の話題を集めた。

私の場合は季節の連想から俳句の歳時記を選んでいる。

厚くもなく薄くもない、手ごろな値段という選択肢だけで選んだのが、

水原秋桜子の俳句小歳時記。

 

偶々選んだ水原秋桜子の俳句小歳時記がどれほど幸運な選択だったか…。

それについては改めて書くことにします。

俳句は季語から成り立っています。

桜、とか梅と云う季語から連想するものがあるだろう、

それをはがき文に書けばよい、と考えたのです。

 

水原秋桜子の俳句小歳時記は季語の説明文がなかなかいい。

季語の説明文を読み、例句にサッと目を通す。

例句は殆ど分からない、はがき文を書くネタ本ですから、分からない句でも読むのを億劫にしない。

分からない、分からない、分からない、分かった!

そんな調子で読み飛ばせる。

不思議なことに分かる句があると、それらしい他の句が読める。

読んで味わえる。意識したわけではありませんが、

理解できる句が少しずつ増えてきたような気がします。

 

俳句独特の調子のようなものに慣れたから、と云うことかも知れません。

元々はがき文を書くネタ本として読んでいますから、特に欲はない、

適当な文言を拾えればいい。

適当な文言を3つ4つ拾って書き抜きます。

文言と文言を並べ替えたり入れ替えたり

文言と文言の間を適当な言葉やフレーズで埋めてつなげる。

 

こうした一連の作業手順を経ると、7,8通のはがき文を書くのは何でもないこと、

やがて文章を書くことを億劫にしないようになった。

つい最近まで、

こうした方法は邪道だと思っていましたから、

人に云うべきものではない、と思っていました。