12・7・9
刻々と変化する
刻々と変化する生命活動、
スイッチを入れるとそのまま動き続けるような動きはない。
一度達成したものでもその状態を維持することは難しい。
生理的手法で捉えられた変化した状態も時間の経過とともに衰退してゆく。
平成3年夏から続いている一連の体操で
「丈夫になったな!」と云う思いを3,4か月経ってから味わっている。
毎朝繰り返す体操で、その度に命の力の活動が始動し向上するが、
間もなく沈静化して後退する、そしてほんの少しだが健康状態は底上げされている。
3、4か月ほどすると、
「アレッ!」と思える自覚があった。
朝の体操に命の力を発動させる働きがあるように
養動法、クンバハカにも同様なはたらきがある。
体を動かす、と云うことは命の力を始動させる。
ノーマン・カッズンズ著「笑いと治癒力」には笑いは内臓のジョギング、と捉えている。
内臓を揺さぶる動きが命の力を発動させる、と考えると
養動法、クンバハカは声も発しないで実行できる。
常に心身を活性化させ、積極化する優れた方策です。
私は千羽鶴を5千羽以上折っている。折っている最中は
自覚的な変化は感じられなかったが血液検査の結果に
良い方向に変化した事実が表現された。
指先を動かす、細やかでも折る作業を通じて精神を集中させる、完成させた歓びが少しはある。
一区切りの50羽を折った達成感が二日に一回、三日に2回程度ある。
細やかな動きの中に断続的に一連の歓び、集中、達成感を味わう要素が繰り返されている。
養動法、クンバハカを確実に実行することは
千羽鶴を5千羽折ったのと比較にならないほどの力が発現される、と考えます。
千羽鶴を折るのと違って目に見える具体的な成果はない。
目に見える形で実行を促す、
例えば張り紙で示す、養動法、クンバハカを
実行する時間と場所を設定してノートに丸を記すなどの工夫をしたい。