12・7・19
俳句ではどう表現?……
「老いの身に故郷ありて栗とどく」をテーマに
俳句って座の文学と云われる所以の一端を味わった。
しかし、直ぐには俳句を詠んでない。
俳句を詠もうという気になっていなかった。
04年の春、船橋市の海老川沿いに咲く、つつじが見事だった。
この見事さを俳句は、どう表現するのだろう、と思った。
例の歳時記を開いても、
目の前に見ているつつじの見事さを詠んだ句はない。
俳句では目の前のつつじの見事さをどう表現するのか?と思った。
孫だったらこの見事なつつじを見て、
どのように振る舞うだろう……とイメージすると、
「これもつつじこれもつつじと幼い手」が詠めた。
始めて俳句が詠めた、それも偶然の流れのように詠めてうれしかった。
千葉日報読者文芸欄に投稿した。佳作だったが入選した。
俳句が詠めると気をよくして時々俳句を詠んで千葉日報へ投稿した。
このころから日曜に放映されているNHK俳句を視聴するようになった。
時々投稿すると偶に佳作入選してNHK俳句に掲載された。
中学の同級生が私の佳作入選を読んでくれている。うれしくなった。
NHK俳句のスイッチを偶々早めに入れるとNHK短歌が放映されている。
終わりの方を偶然見た。短歌を詠んだ切っ掛けがあった。
船橋の俳句サークル花林檎の会を取材して地域新聞にレポートを書いた。
NHK千葉FMの目にとまり1時間番組で放送された。