12・7・12
想像力と云うことは
何かの切っ掛けで急に伸びる人を時々見かけます。
誰かに褒められた、とか何かに入選した、入賞したことがあると、
それを機にグングン伸びる。
その時の歓び、うれしい気持ちを持続できたら、
もっともっと飛躍するのではないでしょうか。
その時の歓び、うれしい気持ちは時間とともに衰退し、
「そういうこともあったなァ」と云ったように、単なる思い出になってしまいます。
その時の歓び、うれしい気持ちを絶えず反芻するような具体的な仕掛け、
例えば写真を飾る、自分に対してお祝いの一品買う、
それを見ることで、触ることでその時の歓び、うれしい気持ちを
10回でも20回でもよみがえさせる。
ストレスホルモンが減少する、脳活動が活性化する、血圧が下がるなど
目に見えないところで確実に変化している。
つまり前向きな体制が整い、感性が鋭敏になってくる。
PretendとDreamの話をつい先日、このブログに書きました。
落ち込んだ時の対処法をもっと積極的に活用する。
このブログを始めたころ
「おじさんが読む赤毛のアン」をテーマに書きました。
アンは孤児院からやっと脱出できると思いきや、
再び孤児院へ返されるかもしれない馬車の中で
「素敵な旅をしている、って想像しよう!」と心に決めて素敵な馬車の旅を想像します。
身寄りもない、着ているものはお粗末なもの、痩せっぽちで顔にはそばかす、髪の毛は赤い。
そんな女の子がマシュウもマリラも幸せにし、自分も幸せになる物語です。
思うこと、想像すること以外のことは何もできないのです。