今日は朝から雨でしたが、ミニスポーツ大会は小学校の体育館で行われました。
過疎化の地域で、スポーツに参加する人も少なくなって、体育館でちょうど良い規模になりました。
それでもこの場でしか会えない顔も多く、それなりにコミュニケーションはとれた気がします。
その昔は大運動会が催されました。区ごとの対抗種目も多く地域全体で盛り上がったものです。
年々若い人や子供が減って、選手集めに苦労することが多くなって取りやめになってしまいました。
田舎のお付き合いも希薄になってきているような気がします。若い人は面倒なことを避けています。
人それぞれ、時の流れに流されて意識も価値観も変化していくのは当たり前?
バレーボールのメンバーも数年前から変わらず(新人さんが入部しない)平均年齢は上がるばかり。
10年前30歳だった人は40歳になっています。(当たり前ですが・・・)
メンバーが変わらないということはそういうことです。そのままスライドして活動を続けています。
小学校は6学年で60人を切っています。保育園は廃止になってしまいました。
都会では保育園に入るのが困難な状況ですが、少子化の田舎は保育園を維持できない状況です。
こんなアンバランスの状態はどこまで続くのでしょうか?
スポーツ大会に参加する少ない数の子供たちを見ながらそんなことを考えました。
山梨県は移住したい県として一位らしいですが、人口減少には歯止めがかかりません。
子供を持つ私たちの年代も「仕事が無いので帰って来いとも言えんじゃん」と口をそろえて言います。
あと10年したらこの地域はどうなっているのか?他人ごとではないのに他人ごとの様に思えます。