ひよこのごはん

美味しいものが大好きな、ひよこの日常。只今、決死の減量中のため食いしん坊を封印中なのだけど・・・。

ぽんぽこ狸

2011-04-17 | カンちゃんのひとり言
おばあちゃんに脳腫瘍が見つかり、おまけに介護をしてあげることも儘ならないショックで、カンちゃんのお母さんとお姉さんが夜の町をふらふらと歩いていたときのことです。

突然「フュヤー!(?)シャー!(?)」と、猫とは違う獣が喧嘩をする声が聞こえました。

声のするほうを見てみると、大きなお尻で、尻尾が立派な動物が2匹。
近づいて見てみると、それは狸!

初めて見ました。


ここに越して17年、今まで一度も狸を見たことが無かったのに、きっと住んでいた場所を追われてきたのでしょう。
最近開発が進み、動物達は訳も分からず住み慣れた土地を追い出されているのだと思います。


数日後、夜寝る前に外へ出ると、カンちゃん家の駐車場から小動物が走り去った。

今度は「ぺしゃんこで、尻尾が太い小さめの獣」だとお父さんは言います。
狸ではないらしい。

カンちゃん家周辺では、いろんな動物が住処をなくして彷徨っているようです。

おばあちゃんの奪い合い

2011-04-17 | カンちゃんのひとり言
元気だったカンちゃんのおばあちゃんが、急に体調を崩した。

脳梗塞だと思っていたけれど、病院で詳しい検査をすると脳腫瘍だと分かりました。
左頭部の運動神経を邪魔するように腫瘍があるから、右側が動かなくて、日一日と悪くなるそうです。

高齢だし手術はしないだろうけれど、これから先、どんどん体が動かなくなるから、カンちゃんのお母さんは介護をしてあげるのだと心に決めていました。
それが、激しい兄弟の話し合いの後、お兄さんに「俺が見るんだ!」と連れ去られてしまったのです。

そのショックで立ち直れないお母さんに、周りの人は言います。
「今どき、親の介護の奪い合いで喧嘩するなんて珍しい!普通は押し付けあうものよ」と。

言われてみれば、そうなのだけど、一人だけ意欲満々だったのに義理の母の介護も出来なかったカンちゃんのお母さんは「私って、つくづく親の介護ができないのねぇ…」と嘆きます。


だから「モモちゃんだけは、誰にも渡さない!」と熱く語ります。

16歳の高齢になったモモちゃん。

介護が必要になっても、ヘルパー資格を持つお母さんがいるから安心ね。

おかげ様でモモちゃんは、手厚い介護が受けられそうです。