ひよこのごはん

美味しいものが大好きな、ひよこの日常。只今、決死の減量中のため食いしん坊を封印中なのだけど・・・。

クレマチスの咲き始め

2011-04-26 | お庭
白い雪のような「カートマニージョー」の花が満開をむかえ、クレマチスの花が次々と咲き始めたカンちゃん家。

今年は気候のせいか、モンタナ・ルーベンスも咲くのが少し遅れています。

株が古くなり、そろそろ寿命ですが、今年もそこそこ蕾をつけてくれました。

可愛らしいピンクの花は、道行く人も楽しませてくれます。

モンタナ・ルーベンスと同じ頃咲く、早咲きの「麻生」。

明るいピンクがお気に入りで、花つきも良いです。

兄弟の「柿生」より、「麻生」が好き。

作出者の小澤さんは、クレマチスが大好きなカンちゃんのお母さんの憧れの人。
素敵なクレマチスをたくさん作出されました。
ちょっと渋めの「篭口」も、探して探して、やっと見つけたお母さんのお気に入り。
もっと、もっと、たくさん素敵なクレマチスを作り続けて欲しかったです。


今年は蕾を沢山つけた「ミスベイトマン」も、花が開き始めました。

白い花びらに、海老茶の花芯が鮮やかでしょ。

クレマチスは花自体の色形もいろいろですが、花芯の色も違いがあって面白い。

「ミスベイトマン」を大きくしたような「白根」の豪華な花が咲くのは、もう少し先。
これも、今から楽しみです♪

「白万重」は、今年開花株を買いました。

幾重にも重なる花びらと、黄緑がかった花色がお洒落なクレマチス。

白万重とは相性が悪いのか、なかなか出会えなかったカンちゃんのお母さん。

近所の園芸店で探しても見つからないので、思い切って通販で大株を買ったら「テッセン」だったり、某有名園芸店で買えば間違いなしかと思えば、またまた「テッセン」と、ガッカリさせられてばかりでした。
「テッセン」の枝変わりなので、葉っぱがそっくりで見分けがつかないのが曲者です・・・。

「開花株なら間違いなし!」と、やっと手に入れた大切なクレマチス。
元気に育ってくれると良いね♪


これからの時期、クレマチスの立ち枯れ病でショックを受けることも多いカンちゃんのお母さん。
それに振り回される家族はチョッピリ迷惑ですが、綺麗な花のため我慢、我慢・・・。

親子の絆

2011-04-26 | お母さん
おばあちゃんの脳腫瘍が見つかって以来、悲しみに暮れるカンちゃんのお母さん。

だけど、誰もが「90過ぎだし・・・」と同情してくれないので、チョッピリ寂しいらしいです。
そういうお母さんだって、他人なら同じことを言うのでしょうが、幾つになっても母親だから心の整理がつかないのは仕方がないのかもしれません。


そんな愛情いっぱいのカンちゃんのお母さんですが、またまた驚かされる出来事が・・・・・。


先日、おばあちゃんが検査で「入れ歯は外してくださいね」と言われた時、カンちゃんのお母さんは「入れ歯はありません」とキッパリ断言しました。

そばにいたカンちゃんのお姉さんとペルちゃんのお母さんは、呆気に取られます。

だって、おばあちゃんは入れ歯だもの。
知らなかったのは、カンちゃんのお母さんだけ。
94年間も親子をやってきたのにね。

おばあちゃんは入れ歯だと教えてあげると、「えーー!このまま知らないで終わっちゃうところだった!本当に?」と驚きます。

ペルちゃんのお母さんは「またまた冗談を~」と言いますが、本当に知らなかったみたい。


普段の生活でも知らないことが多い。
おばあちゃんのカラオケの十八番、好きなTV、食べ物の好み…などなど。
人任せにしてきたくせに、今頃になって「あなた達は思い出が沢山あって良いわね!」と後悔しています。

「後悔するくらいなら、花のお世話よりおばあちゃんのお世話をしてあげれば良かったのに」と思うカンちゃんのお姉さんですが、後悔先に立たず。
おばあちゃんの長い人生で、残り僅かになってから気付いたカンちゃんのお母さんは、これから懸命に親子の絆を深めるのでしょう。

次は牡丹が咲いたら会いに行くそうです。

お母さん曰く、「ウチの牡丹は4月28日に咲く」らしい。

母の日も、きっと今年で終わり。
最後に孝行させてくれる時間を残してくれたカンちゃんのおばあちゃんは、子孝行です。