缶コーヒーで火傷したカンちゃんのお母さんに続き、お姉さんが酷い火傷をしました。
犬用のお鍋に鳥の油が固まっていたので、「この鍋は冷たい」と思い込み、グッと鍋の縁を掴んだのです。
2~3秒すると、「熱っ!!痛い!痛い!痛ーーーーい!」。
この犬用鍋には取っ手が無く、火の近くに置いてあったようで鍋の縁は熱くなっていました。
すぐに放したかったけれど、鍋の中身は液体で、下には夕飯があったので、騒ぎながらも冷静に鍋を安全な場所に置いたカンちゃんのお姉さん。
すぐに水で冷やしますが、水が揺れるだけで痛みます。
必死に助けようと頑張るお母さんは、「氷のほうが良いんじゃない?」と保冷材を持ってきてくれました。
だけど、良かれと持ってきた保冷材は濡れた手にくっついて、またまた「痛い!痛い!痛ーーい!」。
なんとか剥がそうと流水で手を流すと、また激しい痛みが走ります。
何も知らないカンちゃんのお父さんは「なんで早く鍋を放さなかったんだ!早く水道で流せ!」って言うのですが、余裕の無いお姉さんは「今、やってるわよ!」と怒鳴り返します。
保冷材も剥がれ、落ち着きを取り戻した頃、犬のご飯に鍋の中身を入れると「ジューッ!」と音をたてて中の液体が沸騰しました。
本当に、すごい熱さだったんです!
火傷の範囲も広く、今回ばかりは大変だと覚悟を決めましたが、優しいお母さんは薬を買いに行ってくれました。
(この時も何も分からないお父さんは、「火傷は水で冷やすのが一番だから薬なんていらない!」とお母さんと喧嘩になったそうです…)
帰ってきた優しいお母さんは、「高い薬買ってきたからつけなさい」って言いました。
高いからって、チョッピリだけ・・・。
だけど、その薬はよく効いて、次の日には水ぶくれにもならず痛みも引きました。
あまりにも薬がよく効いたので、ペルちゃん家にご報告。
そして、薬の値段を聞いてビックリされます。
「えー!800円!な~んだ、それならウチでも買えるわ」って。
この火傷事件の数日前には、カンちゃんの上に熱いお茶がこぼれたり、最近、火傷事件が多いカンちゃん一家。
(幸い、カンちゃんは無事でした)
次は何が起こるやら・・・暫く用心したほうが良さそうです。