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moon

通勤読書892 お手紙まだかな

「ののはな通信」三浦しをん

ののとはなの往復書簡で物語は進む。

女子校で出合う二人は恋愛関係になり破局し
何十年後には友に戻り
2人が卒業後に実際に会うことはないけれど
手紙、郵便や授業中のメモ回し、やがてはメールと形を変えながら
繋がっていく。

濃密な時を過ごした高校時代の友とは
いつだってその時に戻れる、そういう感じ。

だけど、私はずーっと共学だったので
やや共感できないこと多し。

これは本当に、偏見ですが
私立女子校出身者に粘着質の人が多い。
結構そう思ってきた。

子ども時代のバレエ教室で、
学生時代も、社会人になってからも
母になってからの親同士のお付き合いも
そう思うことは多かった。

その、粘着質が気持ちいいことあるのは確かなんだよねぇ。
だけど、異質なものを徹底的に排除しようとする
怖さがある。

その中にいるととても心地いいのかもしれないけれど。
良くも悪くも仲間意識が強いってことなのかな。
めっちゃかっこいいリーダーも
女子校出身者に多い気がする。

小説は
前半は面白かったのだけれど、
だんだん、人の手紙読むのが面倒になってしまった。
なんてこった。

一応、全部読みました、ハイ。

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ののはな通信
三浦しをん
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