「罪人に手向ける花」大門剛明
大門さん初読みでした。
面白かったぁ。
ゆるっとふわっとした女性検事が活躍と聞いて
もっと軽い感じを予想していたのだけれど
23年の時の流れという重さがあった。
容疑者の加瀬と息子で弁護士の涼真の関係が
物凄く興味深かった。
いろんな親子がいる。
ゆるふわ癒し系な女性検事二千花は
そういう洋服や髪型が好きなだけで
めっちゃ敏腕じゃんってなるのも面白かった。
欲を言えば、自分は動かずに事務官を動かして
真相にたどり着くような安楽椅子探偵的な
ところがあったらいいのにぃと思った。
ま、私の好みの話だけれど。
にしても、本宮さん!おいっ!って感じだった。
他の作品も読んでみようかな。