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moon

通勤読書 249

「夏美のホタル」 森沢明夫

優しい優しい、心にしみるお話。
人が小さい頃のに教わった
大切なことを思い出させてくれる。

後半、一気読みで涙が止まらず、
私の前にティッシュがどんどん山になっていく。

トゲトゲの心がほんわかと優しくなるよ。

写真家を目指す青年と恋人の幼稚園の先生が、
出会った親子は、雑貨屋のおばあちゃんと地蔵さん。
ひと夏を雑貨屋の離れで過ごすことになる二人。
そこで、とても目立たないけれど
とても力強い優しさに出会う。

おばあちゃんが地蔵さんにいう
「生まれてきてくれてありがとう」
で、目から大洪水。

泣けるさぁ・・

文字だけで表現する写真の描写が
とても生き生きとしていた。
さすが。

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夏美のホタル
森沢明夫
角川書店

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コメント一覧

uーmi
いいですね
羨ましい限りです。

狸も天狗もしれっと
人間に混じってそうですね。

案外、いろんなところにいたりして。
根無し草
なるほど
自分自身は早く急いで読んでるつもりはないんですが、
元々読むの早いせいかすぐ読んでしまいます(笑)

森見氏も2年新刊出なかったのでファンには待望でしょうね。
『有頂天家族』は下鴨神社の南にある糺ノ森に住むたぬき家族が主役ですが、人間に化けて出てきます。

偽電気ブランを作る工場が出てきたり、出町枡形商店街
近くのアパートに住む天狗のおじいさんや、他作品に出てたキャラも登場します。
天狗は樋口だけではなかったんですね・・・・・



uーmi
読後感が
いいですね。
安心して読めます。

森見さんも久しぶりに読みたいですが
いつになることやら…です。
根無し草
森沢氏は
若い頃、全国を放浪してた時期があって、その頃出会ったと出来事がモデルになってるそうです。

この人の作品はこういう泣かせにかかるのが多いですね。
『虹の岬の喫茶店』もそうなんですが。

たまにはこういうの読みたいなぁと思ってると、タイミングよく新作が出るので。

と思えば小説以外では『東京トカイナカ探検隊』みたいに、
ふざけた紀行モノも書いてるギャップがいいです。

願わくばもっと売れて欲しいと思います。

森見登美彦『聖なる怠け者の冒険』もやっと5/21に発売決まりましたよ。
『有頂天家族』のアニメ化も決まったけど、この人のは実写化するの難しいのでこの方がいいのかも・・・・・??






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