優しい優しい、心にしみるお話。
人が小さい頃のに教わった
大切なことを思い出させてくれる。
後半、一気読みで涙が止まらず、
私の前にティッシュがどんどん山になっていく。
トゲトゲの心がほんわかと優しくなるよ。
写真家を目指す青年と恋人の幼稚園の先生が、
出会った親子は、雑貨屋のおばあちゃんと地蔵さん。
ひと夏を雑貨屋の離れで過ごすことになる二人。
そこで、とても目立たないけれど
とても力強い優しさに出会う。
おばあちゃんが地蔵さんにいう
「生まれてきてくれてありがとう」
で、目から大洪水。
泣けるさぁ・・
文字だけで表現する写真の描写が
とても生き生きとしていた。
さすが。
夏美のホタル | |
森沢明夫 | |
角川書店 |