『新聞記者』M2023-4
監督・藤井直人
Amazonプライムで鑑賞。
めっちゃ観たかった映画。ロードショーの時は
すぐに終わってしまってタイミング合わずだった。
なんでも、結構な問題作、
宣伝もできず、主演を引き受ける女優がいなかったとかなんとか。
どんな問題作なんだろうと思いながら観る。
なるほどねぇ~
政治と官僚と新聞記者。
実際にあった事件を様々に思いださせるものだった。
松坂桃李が素晴らしく、
目がだんだん死んでいくのがたまらなかった。
シム・ウンギョンも、もちろん、よかった。
こちらは目が
だんだんと達成感を求めていく感じがたまらなかった。
私は彼女がなんか好き。
なんで好きかわからんけど、なんか好き。
ということで、十分に見ごたえのある作品であったと思うが
官僚杉原の妻の役が本田翼だった。
本当に申し訳ないが、
これは監督の意志なのか彼女の演技が、
というところなのかは知らないが
緊急帝王切開で出産して、
すぐにあんな元気な人はいない。
ベッドのうえで
「早く赤ちゃん抱っこしたい~」と身をよじるとか、ないない。
切開してますからね、無理です、
おっぱいも張りまくって痛いです。
搾乳はしんどいぞ。
と、そこに違和感。
別に、たくさんシーンはいらないから、現実的な出産であってほしかった。
てか、なんですか、今は、帝王切開の後すぐにあんな元気なんですか?
多分、私生活の穏やかさと幸福感が
仕事とのギャップを表現するってことだったのかなぁ。