「まんげつのよるまでまちなさい」マーガレット・ワイズ・ブラウン
たまたま、おやすみで見ていた「あさイチ」で、「まれ」の太鳳ちゃんが、
この絵本のお話をしてた。
読むと考えさせられるなぁ。
今は、遊びも勉強も道具も
、何でも早め早めに子どもに与え過ぎているような気がして。
子どもの我慢は親の我慢でもある。
大人が我慢できなくなってるんじゃないかなって思う。
満月まで待って、そして「行くよ!」と言う子どもには
「さぁ、いってらっしゃい」と言える、アライグマ母、素敵です。
私は、きちんと我慢できただろうか。
訳者の松岡さんのあとがきも素晴らしかった。
一部抜粋
「子どもには待たなければならなことがどんなに多いことでしょう。
用事がすんでから。
明日になったら。5つになったら。
おとなになったら。
子どもたちに示される目標のときは、
ほんの少し先からうんと遠い先までさまざまですが、
とにかく子どもたちは待たなければならないのです。
そして、子供たちは待っているあいだに
日に日に成長しときが満ちるころには、
願ったものが与えられるにふさわしい自分に育っているものなのです。」
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