「最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常」二宮 敦人
本の帯って難しい。
無闇にハードルが上がる。
抱腹絶倒かと言われるとそうでもなくて
おもしろいねというそれ以上でも以下でもなかった。
美と音の音のほうにはまったくご縁がないので、
非常に興味深かった。
美も音も理系の人にちょっと似てるかなぁと思ったところで、
何かを探求しようと思えば、方向も方法も違うけれど
経過の中で似た感じっていうのがあるのかなぁという考えに至った。
とある美大の先生が
日本の教育における芸術の位置の低さに問題がある、
と仰ってた。
アートを見なくても音楽を聴かなくても
生きて行ける人はいるけれど、
それらを探求する人が、
報われたり、喜びを感じられる社会って豊かだなぁと思う。
そういう社会であってほしい。
それって、心の豊かさだと思うんだよねぇ。
たまたま、東京に行ってる娘が
藝祭に行くと言ってたので
藝祭グッズを買ってきてとお願いしたら
初日なのに売り切れてた。
人気あるのねぇ、残念。
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二宮 敦人 | |
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