「ジゼル」秋吉理香子
ジゼルはバレエの古典の中では一番好きな作品。
1幕2幕の対比もどちらも際立つし、
下衆な貴族野郎を呪い殺すっていうのがわかりやすい。
そして何より短い。
ということが作中にも書かれていた。
私の「ジゼル」感は間違っていないようだ。
文章から思い描く舞台は美しい。
白いロマンチックチュチュが美しかった。
と、ストーリーよりバレエを観ているようで
それはそれは楽しかった。
ストーリーは嫉妬と焦りと意地悪な気持ち、
ちょっと昔のバレエドラマのようだった。
ジゼル | |
秋吉理香子 | |
小学館 |