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「下町やぶさか診療所」池永陽 2019-133

「下町やぶさか診療所」池永 陽

東京浅草。診療所の医師・真野麟太郎は、
大先生と呼ばれ近所の人々に慕われている。
その大先生が型破りな女子高生と同居を始めた!?
病気や患者の問題に真摯に向き合う医師と
美少女が織りなす切なく愛おしい下町物語。

ということで、7つの短編集。
全体的に昭和だなぁと思った。

60代ってそんなにおじいちゃんじゃないと思うんだけどなぁ。
おじいちゃん設定になってた。
表現がいちいち昭和なのがちょい気になる。
ヤンキーの定義とかニックネームの付け方とか・・・

でも、結構好きです。

問題を抱えた人に寄り添ったりするのだけれど、
どれも結果がちょっと物悲しい。
そこは、リアルな世界だなぁと思わせられた。
世の中、小説みたいには上手くいかないでしょ
そんなに甘くないと言われてるようだった。

それは前に読んだ「
珈琲屋の人々」の時も思った。


 

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