「声の在りか」寺地はるな
ママ友ってなんなんだろう。
子育て中の頃は変な括りだなぁと思ってた。
もちろん、きっかけが子どもの繋がりでっていう
友達はいるけれど
「友達じゃないし」って人も結構いたもんな。
もちろん、挨拶もするし世間話くらい付き合う
大人だもの。
でも、それが友達とみられていたなら心外だ。
ただどんな教育方針を持っていても
親としてぶれない人が実に羨ましかった。
ぶれぶれだったなぁと思う。
話の中で、希和が自分の声を取り戻していく様に
案外どんな人もぶれながら生きてたのかもと思った。
声を取り戻して声を届けていく
そうすると相手の声もきちんと聞けるようになるのだろう。
今作の寺地さんも良いです、とても。
今思うことは、LINEやSNSがあるから便利、だけど面倒でもある。
私の時はギリそういうのなくて良かったぁと心から思う。