「わたしの本の空白は」近藤史恵
主人公のミナミは起きたら記憶を失くしていた。
何故病院にいるのかもわからないし
家族が誰なのかも。
空白の記憶を産めるように明らかになる事実で
自分を取り戻すのでしょうか。
自分の記憶を失くすなんて
とても重い話なのに
サクサク読んでしまった。
真っ白で先入観になくみたら
誰がいい人が誰がひどい人か、
なんてわかんないもんだねぇ。
結局、あんまりいい人いないし。。。
何よりも自分が薄っぺらな人間だと
知ることが一番怖いな。
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わたしの本の空白は |
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