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moon

「慟哭は聴こえない (デフ・ヴォイス)」丸山 正樹 2019-119

みゆきと再婚した荒井。警察勤めのみゆきにかわり、
主夫業に加えて手話通訳士を細々と続けていた。
そんなある日、ろうの妊婦からの病院通訳を依頼される。
110番や119番の通報の問題のほか、
きょうだい児、有名ろう者の在り方、地域手話など、
手話通訳士・荒井尚人を通して描いた連作ミステリ。

シリーズ3作目。
今回が一番私は好き。
聴こえない両親のもとに生まれた主人公、コーダーということも
このシリーズで初めて知った。


今回も、私たち健聴者は「あぁ歩み寄っていないな」と痛感させられた。
確かに、自分にないことはイメージがしにくいものだけれど
自分と違う人はどう感じているのか
知っているのか、理解できているのか、ということは
想像力と広い視野とそして何より「知る」ことが大切だと思った。


若者たち司君や美和ちゃん,
大人の荒井とみゆきの成長も楽しみだ。


 

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コメント一覧

u-mi
コメットさん、こんばんは
訪問ありがとうございます。
ほんと、縁ですねぇ。コメットさんの感想も是非お聞かせください。
ブログは細々、ゆるゆる続けて生きたと思います。
コメット
こんにちは。
ブログを読ませていただいた後、今日の神戸新聞の朝刊の、読書欄に、「慟哭は聴こえない」が紹介されていて。何という偶然だろう!!と、1人で歓喜しました(笑)
これは縁だと思って、読んでみようと思います。
最後になりましたが、いつも更新を楽しみにしています(^_^)
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