球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

てるてるロン毛

2005-04-11 | 初期の投稿
このご時勢、天候の回復を願うのが坊主だけというのは心許ないわけで。

花粉の飛散が止む分には、恵みの雨か。
桜の花弁の飛散が止まない分には、ひもじい雨か。

雨の日はPCに向かいカタカタキーをたたくのもまた心地よいような感覚。


僕の研究室は、今年から修士以上が激増しました。
(学部生は7人、と昨年と同じである。)
修士は僕と同期の子の2人、M1は4人、ドクター2人、
ゲスト(基本的にはOB。休日には研究室に来るくらい研究室に馴染んでいる)2人。
昨年よりも4人増えています。

問題は、昨年でも決して広く使えなかった部屋がより一層狭くなるということにあります。
机の不足、PCの不足、棚の不足。
よくマンガの世界などではいきなり異分子さんが家に住み込むことになるストーリーが存在しますが、
人権的に考えると実は相当やばいことになっていると考えられます。

「おい、歯ブラシの数が一個増えるってさ。なんとかなんねー?」
「ちょっと待ってよ、こないだだってそんなこと言って私のコップ捨てちゃったじゃない?
 今度は何を捨てるのよ?」
「わかったよ、じゃあ今度は俺がかみそりの替え刃を整理するから。それでいいだろ?」
「やだ、あなたの電動歯ブラシ捨ててよ。あんなにでっかくちゃスペースがいくらあっても足りないわ。」
「嫌だよ、あれだけで10万したんだぜ?」
「私買ってないもん。自分で磨きなよ。」

どこの誰ともわからない痴話げんかが聞こえてきます。
(本当に聞こえているわけではありません)
別に研究室内で紛争が起っているなどという事実はありません。
ただ、自分以外の人と一緒に住むというのはなかなか大変なことだということです。

自分と異なる生活習慣の人を受け入れていくのだから、かなりの包容力が必要であるといえます。
ちょっと話を進めると、将来誰かと住むときに、どうすればお互い気持ちよくすごせるのでしょうか。
とりあえず、今の僕は家にTVを置いていません。特にいらないからです。

しかし、そのあかつきにはTVも持つのだろうな、という予感だけが僕の頭を行ったり来たり。
コメント (2)
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