構成
1. 前書き(何故か長い)
2. 宣伝内容
3. 1プレーヤとしてのレミンカイネン組曲
1. 前書き
自分の所属するオケの一つが来週に本番を迎えますので
一応宣伝らしいことをしておきます。
積極的に書いていないのは、"このままでは杉並公会堂がキャパオーバーになるかも"
の懸念があるからです。
キャパオーバーになることは一見喜ばしいことのように思えますが、
立ち見客=消防法への違反 を回避するため立ち見客が発生しないようにする努力が必要で
それを破ってしまうと今後その演奏会場を使えないという大変な痛手を被ってしまう
デメリットがあります。まぁ実際に使用禁止になった団体があるのか知りませんが…
とはいえ、いくつかのオケで幸運にもそういった事態に巡りつつ
実態はそこまで満員でなかった事例が多いため宣伝してもいいのではないかという気も
しています。一種の賭けのようなものですが。
2. 宣伝内容
【詳細】
アイノラ交響楽団第7回定期演奏会
期日:2010年4月11日(日)
会場:杉並公会堂大ホール
曲目
ジャン・シベリウス
「ラカスタヴァ 愛するもの」作品14
アーッレ・メリカント
交響詩「レンミンカイネン」作品10
ジャン・シベリウス
交響組曲「レンミンカイネン 4つの伝説」作品22
1.レンミンカイネンとサーリの乙女たち
2.トゥオネラの白鳥
3.トゥオネラのレンミンカイネン
4.レンミンカイネンの帰郷
指揮:新田ユリ
(公式HPより抜粋)
3. 1プレーヤとしてのレミンカイネン組曲
今回シベリウスの"レンミンカイネン 4つの伝説"を演奏する機会に恵まれました。
"シベリウス好きという共通項のためにこのオケにお世話になってます"という自分にとって
これは光栄至極です。交響曲を一通り弾いてみたい希望もありつつ、
こちらの曲も、演奏できることにとって自分の人生上の夢が一つ叶う位の価値がありま
す。
・弾くことに関して
全曲不肖ながらトップサイドを務めさせて頂きます。
俺如きがこのような役を任せてもらえて、これまた光栄至極です。
まず、
所々出てくる拍子の変更(9/4拍子で in6とか、最初は面食らった)
演奏不可能と言いたい場所多い(特に1曲目と4曲目が無理くさい)
ト音記号の頻発
など、結構一筋縄ではいきません。
曲をさらうだけでなく、楽器(特に左手)がうまくならないと対応できない場所が多い印象です。
プレーヤーをやることで曲の魅力を再確認できる曲とそうでない曲があると
僕は普段から考えていますが、この曲に置ける内訳は以下です。
1曲目:聴いた感じと演奏した感じがあまり変わりませんが、
聴いた感じよりかなり難しいことが言えます。
音とカウントの両方が難しいので、最初は太刀打ちできませんでした。
2曲目:シベリウスで頻発する恐怖の4div構成がこの曲でもあります。
Vnパートを外から眺めるときはとても素敵です。
たまに音源で聴くような清冽な音場が練習会場で再現されるためです。
soloもちょっと弾いてみたいかなぁ… いや、冗談です。
3曲目:この曲は暗く刻みが多く長いため、リスナーとしては魅力がわからない曲でした。
しかしプレーヤとして我慢して弾いてみると曲のストーリー性の強さに驚かされ、
今では選択的に聴くくらい好きな曲に格上げされました。
4曲目:3曲目と逆に演奏効果のある曲でリスナーとしては楽しい曲ですが、
弾いてみると結構報われない曲です(笑)そして非常に疲れます。
(金管にかき消され)録音には残らない長大なパッセージ。
先日弾いた薔薇の騎士のような報われなさがあります。
もっともこの曲の元ネタってのが
"無理くり嫁を探しに出かけた挙句返り討ちに遭って黄泉の国まで来てしまった
レンミンカイネンが母によって救出され自宅に出戻り"
といった結構情けないストーリーなので、4曲目は何故勇壮な曲なのかがよくわからなくなります。
そんな曲評。
この曲、とても佳い曲なのにネット上でのレビューや曲紹介があまりなくて、
知らない人が聴きたくなるプロデュース環境が整っているようには思えません。
今度自分が書いてやろうかとも思うんですが、多分自分の中でのハードルが上がっているため
難しいような気がしています。
1. 前書き(何故か長い)
2. 宣伝内容
3. 1プレーヤとしてのレミンカイネン組曲
1. 前書き
自分の所属するオケの一つが来週に本番を迎えますので
一応宣伝らしいことをしておきます。
積極的に書いていないのは、"このままでは杉並公会堂がキャパオーバーになるかも"
の懸念があるからです。
キャパオーバーになることは一見喜ばしいことのように思えますが、
立ち見客=消防法への違反 を回避するため立ち見客が発生しないようにする努力が必要で
それを破ってしまうと今後その演奏会場を使えないという大変な痛手を被ってしまう
デメリットがあります。まぁ実際に使用禁止になった団体があるのか知りませんが…
とはいえ、いくつかのオケで幸運にもそういった事態に巡りつつ
実態はそこまで満員でなかった事例が多いため宣伝してもいいのではないかという気も
しています。一種の賭けのようなものですが。
2. 宣伝内容
【詳細】
アイノラ交響楽団第7回定期演奏会
期日:2010年4月11日(日)
会場:杉並公会堂大ホール
曲目
ジャン・シベリウス
「ラカスタヴァ 愛するもの」作品14
アーッレ・メリカント
交響詩「レンミンカイネン」作品10
ジャン・シベリウス
交響組曲「レンミンカイネン 4つの伝説」作品22
1.レンミンカイネンとサーリの乙女たち
2.トゥオネラの白鳥
3.トゥオネラのレンミンカイネン
4.レンミンカイネンの帰郷
指揮:新田ユリ
(公式HPより抜粋)
3. 1プレーヤとしてのレミンカイネン組曲
今回シベリウスの"レンミンカイネン 4つの伝説"を演奏する機会に恵まれました。
"シベリウス好きという共通項のためにこのオケにお世話になってます"という自分にとって
これは光栄至極です。交響曲を一通り弾いてみたい希望もありつつ、
こちらの曲も、演奏できることにとって自分の人生上の夢が一つ叶う位の価値がありま
す。
・弾くことに関して
全曲不肖ながらトップサイドを務めさせて頂きます。
俺如きがこのような役を任せてもらえて、これまた光栄至極です。
まず、
所々出てくる拍子の変更(9/4拍子で in6とか、最初は面食らった)
演奏不可能と言いたい場所多い(特に1曲目と4曲目が無理くさい)
ト音記号の頻発
など、結構一筋縄ではいきません。
曲をさらうだけでなく、楽器(特に左手)がうまくならないと対応できない場所が多い印象です。
プレーヤーをやることで曲の魅力を再確認できる曲とそうでない曲があると
僕は普段から考えていますが、この曲に置ける内訳は以下です。
1曲目:聴いた感じと演奏した感じがあまり変わりませんが、
聴いた感じよりかなり難しいことが言えます。
音とカウントの両方が難しいので、最初は太刀打ちできませんでした。
2曲目:シベリウスで頻発する恐怖の4div構成がこの曲でもあります。
Vnパートを外から眺めるときはとても素敵です。
たまに音源で聴くような清冽な音場が練習会場で再現されるためです。
soloもちょっと弾いてみたいかなぁ… いや、冗談です。
3曲目:この曲は暗く刻みが多く長いため、リスナーとしては魅力がわからない曲でした。
しかしプレーヤとして我慢して弾いてみると曲のストーリー性の強さに驚かされ、
今では選択的に聴くくらい好きな曲に格上げされました。
4曲目:3曲目と逆に演奏効果のある曲でリスナーとしては楽しい曲ですが、
弾いてみると結構報われない曲です(笑)そして非常に疲れます。
(金管にかき消され)録音には残らない長大なパッセージ。
先日弾いた薔薇の騎士のような報われなさがあります。
もっともこの曲の元ネタってのが
"無理くり嫁を探しに出かけた挙句返り討ちに遭って黄泉の国まで来てしまった
レンミンカイネンが母によって救出され自宅に出戻り"
といった結構情けないストーリーなので、4曲目は何故勇壮な曲なのかがよくわからなくなります。
そんな曲評。
この曲、とても佳い曲なのにネット上でのレビューや曲紹介があまりなくて、
知らない人が聴きたくなるプロデュース環境が整っているようには思えません。
今度自分が書いてやろうかとも思うんですが、多分自分の中でのハードルが上がっているため
難しいような気がしています。