球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

ここにきて阪神大震災の思い出(注意:呑気な内容です…)

2020-02-03 | マジメな話
※実際に被災された人にとってはあまりにも軽い内容が書いてありますので、
 どうか気を悪くされないことを願います。

何故か半月もたってから、録画していたNHKの阪神大震災25周年の番組を見た。
自分と同年齢~少し若いくらいの世代がどのような思いで25年を過ごしたかということが淡々と描かれていて、淡々と見た。

言葉でうまく表現するのが難しいが、この種の番組は、自分の心を静めてくれる。何故だろう。
損得に囚われない、嘘偽りない人の声が聴けるからなのかな。
人の純粋な良心とか、人にこれまで言いたくても言えなかった苦しみとか、
人のプリミティブなものに触れられるからなのかな。
多分そういう声が、観る人の心を素直にしてくれるのだと思う。

自分の阪神大震災の思い出。
当時は聖闘士星矢の再放送が福島放送(KFB)で毎朝(6:00~)やっていて、それを見るがために毎日早起きしていた。その日が第何回をやるはずだったか詳しい回数まで憶えていないが、確かアスガルド編だったと思う。

ところが直前になって震度6~7のすごい大きい地震の速報があり、何にせよ聖闘士星矢の放送が中止になった。少し体調を崩しかけていた冬の朝、ニュースを呆然と眺めていた。
その日の内だったか、神戸に住む叔父から、無事であることの連絡が入って、
あー良かったと思った。そうこうしているうちに、この地震が"阪神大震災"という呼び名が付いて、"関東大震災"と同格の出来事が自分の存命中に起こったことに不思議な気持ちがしていた。これが歴史の教科書にも載っていくのかと思った。
これが僕の思い出だ。殆ど他人事ですみません。

一方、KFBのWikipediaにはちゃんと聖闘士星矢が中止になったことが書いてある。


↑福島放送の"沿革"の部分

自分の記憶の断片がこんな形でWikipediaに書いてあるのは不思議。
俺に見えた阪神大震災は、Blue Dreamの曲が流れていた。

Blue Dream 話せない 夢が誰にもある
Blue Dream 届かない 思いほど募るさ
立ち上がる勇気をくれるあなた

皆夢旅人 少年たちは
深い愛の記憶 生きる目印

完全にこじつけでも、俺の中では結びついている、
阪神大震災と聖闘士星矢の記憶の話。



コメント
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