別荘の玄関に壁面取付け型のコート掛けを制作させて頂きました。
床置のスタンドタイプはスペースをとるのですがこの壁面取付けならば足元がすっきりしていて玄関を広く使えます。
ただ注意しなければならないのは壁面の強度です。コートなど重いものをかけるのでしっかりとビス止めできなければなりません。
今回は玄関の壁にサイズを合わせ両サイドの壁の中の木部にしっかりとビス止めする様に考えました。
サイズもピッタリでしっかりと取付けることが出来ました。

壁の両サイドで取付けるという事は壁の端から端までの大きさになるので威圧感を与えずしかも強度を満たすデザインを考えました。
フック部分は鉄の先端を鍛造で丸めた縄文スタイルです。
お客様の希望で3カ所のフックにしましたがこれがとても良いバランスでした。

玄関を入ってすぐ。とても使いやすいですね。

オリジナル縄文スタイルのフック
少し音符の様にも見える軽やかで存在感の或るフックになりました。
無駄がなくすっきり、オーダー制作ならではですね。
きっと一年を通して活躍してくれる玄関の顔になってくれることでしょう。