アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

ストーブの使い勝手

2010年02月11日 | その他
昨年の冬に納品させてもらったスートーブです。
力強く働いておりました。

大きく突き出たハネは保温が出来る棚になっています。
ここにおいておくとコーヒーや鍋など煮立つことなく暖かく保温が出来ます。
鉄の熱伝導を利用したオリジナルアイデアです。

天板はフラットで直火があたるので煮炊きは充分に出来ます。
それどころか鍋のふたを窯代わりにしてピザも焼けるそうです。
このストーブは耐熱塗装をせずに植物油で仕上げてあるので食べ物を直に調理しても安心です。
まあ鉄板焼きのたぐいは十分使えるでしょうね。
更に土鍋のお米もコンロで沸騰させた後はこのストーブの上で炊けるそうです。

シンプルなストーブはこのお宅で便利なキッチンストーブとして活躍してくれてました。
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アイアン 手すり

2010年02月10日 | インテリア
東京、小平のお宅に階段手すりを取付けに行きました。
八ヶ岳に別荘をお持ちで、オープンアトリエがご縁で今回の自宅手すりを造らせて頂きました。
築45年の建物をリフォームされたとのこと、それも大きな家を半分に・・・残り半分は新築に。
細部に手の込んだ仕事が残っており興味がそそられました。
建物の詳しい図面が残っておらず、現場採寸の図面を見ながら原寸大の図面をアトリエの床に書いてサイズを出しました。
一階から二階までと二階の壁を回り込んだところまで4mを超える一本の鉄を曲げてつくる事にした。
シンプルにするほど狂いが目立つので取り付けが終わるまで気が抜けませんでした。
少し狭い階段も、フラットな鉄を使うことでスペースを確保でき強度もあります。
和モダンと鉄ってけっこう相性がいいんです。

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雪の中で

2010年02月06日 | 造形作品
清里フォトアートミュージアムに昨年夏から設置してある作品です。
きれいなサビの表情になりまわりに積もった雪の中に浮かび上がっていました。
屋外の鉄の作品の場合、錆びの表情が変化して行くのがとても魅力です。

素材:鉄
仕上げ:油焼
高さ:240センチ

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表札(臼井邸)

2010年02月06日 | 看板、表札、ポスト
鉄の表札です。
このかたちの表札は人気があり、よく注文を頂きます。
もちろん字体や文字数、建物の雰囲気などから少しデザインや大きさを変えていきます。
奥に写っている玄関灯は既に秋に取付けたものです。
表札には春までにハンギングを制作して吊るす予定です。

素材:鉄
仕上げ:つや消し黒エナメル塗装
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