アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

床の間のためのオブジェ(温故翔新展)

2023年07月09日 | 造形作品
温故翔新展の会場の床の間に展示した作品です。

輪を繋いだシリーズです。

今回はゴールドに塗装しています。
書院作りの光がやや下から入ることからその光を金色で受け止めることで造形を効果的にみせるのが狙いです。

円錐体も鉄板で作っています。

水を入れることもできますが今回は差し色の赤のオブジェを入れてます。

掛け軸のように掛かっているのは鉄の輪に和紙を貼ったものです。

鉄の錆が和紙に広がって行きます。


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個展2022より アイアンオブジェと花

2022年08月06日 | 造形作品


 
2022個展の作品。
造形作品だけれど花を生けることが出来る。


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ウクライナに世界に平和の思いを馳せて展

2022年05月21日 | 造形作品
5月7日から15日まで開催されたウクライナに世界に平和の思いを馳せて展に参加しました。
この作品は会場となるあおぞら共和国に因んで青空を背景に黄色いハートを繋いだオブジェを設置。
ウクライナの国旗をイメージさせるものです。
ハート型というのは言語の壁をこえるピクトとして捉え作品を作っています。
やさしい気持ち・・それを持ち続けることが大切です。


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21世紀の縄文人展2021 造形作品 Metropolis

2021年07月19日 | 造形作品
21世紀の縄文人展2021に出展した作品です。


タイトルMetropolis

2021.7.17〜8.22
北杜市考古資料館
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壁面を飾るアイアンのオブジェ (熱海キュレーションホテル桃乃八庵)

2021年04月05日 | 造形作品
熱海のキュレーションホテル桃乃八庵に展示していただいている壁面オブジェです。
アートと工芸、デザイン様々な要素が詰まった素敵なホテルです。






鉄と和紙


キュレーション:澤山乃莉子

キュレーションホテル - 日本が誇る伝統と革新の価値を未来へつないでいく場

日本が誇る伝統と革新の価値を未来へつないでいく場

キュレーションホテル

 


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壁面を飾るハートのオブジェ Black Lives Matter

2020年08月08日 | 造形作品
世界で起こった人種差別への抗議デモ。
その発端になった事件後Black out tuesdayというストライキがありインスタグラムでは画像が真っ黒の画像で埋め尽くされました。
その正方形の黒い空間の中にも何か次に向かう温かなものを感じたい。
そういう思いでこの作品を制作しました。





黒い色はすべての光の波長を吸収する
その黒の中にも光沢、質感を感じることができるのが人間の感性です。



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壁面を飾るハートのオブジェ 医療従事者に感謝の気持ちを込めて

2020年06月18日 | 造形作品
stay home期間中に製作した作品です。
赤十字をイメージさせるシルエットをハートのパーツのつながりで表現し医療14社に感謝の気持ちを伝える作品を製作しました。

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ダイニングの壁面を飾る作品

2019年02月11日 | 造形作品
住空間に作品を取り入れて下さる方が増えています。

今回は、ダイニングの壁面を飾るために制作させていただいた作品です。

なまし線を素材にして制作したこの作品は軽やかでその大きさの割に威圧感もなく壁のアクセントになっています。

鉄は磨きをかけた後、熱で色を出してクリア塗装でコーティングしました。
完全な平面ではなく立体的なので壁からも浮きあがり、光の加減で影も楽しめます。

取り付け後のお写真を依頼主様よりいただきました。
大きさもイメージ通りで安心です。

暮らしの中でこの作品が愛され続けてもらえると嬉しいです。



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床の間のためのアート(桃乃八庵)

2019年01月26日 | 造形作品
熱海のキュレーションホテル桃乃八庵
築80年を超える建物をリノベートした空間にはその当時の意匠が多く残されています。
玄関を入ってすぐ正面に現れる正方形の床の間。
お客様を向かい入れる大切な空間ですがそれはホテル空間との結界の役割を果たしています。
その床の間に鉄を素材にした作品を展示していただいています。
この作品自体も境目をテーマにした作品で
円に束ねられた部分は鉄の素材そのままで植物のように見える部分は溶接と鍛鉄で造形しています。
この素材から作品へと変化する境目が作品全体の中に存在するのです。
結界というワードにコンセプトもぴったりで正方形に切り取られた空間と円の構成もとても気に入っています。
作品を吊るす紐もあえて結び目を見せるのもこの空間と作品の見せ方のスパイスになっています。




オーナーの澤山さんは長くヨローッパでコーディネートの仕事をされていたからこそアートの重要性と日本の美意識を理解されています。
とても刺激になる現場でした。
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鉄・和紙・錆び 壁面作品

2018年08月04日 | 造形作品
鉄の作品を製作している中で錆びは素材の魅力だと感じてきました。
錆びた鉄の作品も多く製作してきましたがこの錆びをより効果的に表現してみたいという思いがありました。

今回の作品は鉄の作品に和紙を張り合わせ錆びを和紙に移す「もらい錆び」を利用しました。
長い間イメージとしては持っていましたがようやく作品になりました。
和紙の張り方も試行錯誤しましたが錆びも和紙もポイントは水の使い方でした。
作品を和紙で覆い隠していく
そこから鉄が錆びを出し顔を覗かしてくる
この感覚に魅力を感じています。



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