アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

作品「あっちこっち」のための模型

2012年03月30日 | 造形作品

「あっちこっち」エスキース
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錆び加工 アイアン・インターホンカバー

2012年03月20日 | 看板、表札、ポスト
表札兼インターホンカバーを作らせて頂きました。
今までの中で漢字で一番小さな文字切り抜きは少し大変でしたけれどうまく仕上がりました。
取付け金具のスペースが狭かったことで取付けに手間がかかったようで、次回への課題です。
錆加工もちょうど雨が降ったりしてきれいに錆びてくれました。
錆の進行を抑えるためにクリアの塗装をしてあり、
今は光沢が強いですが時間とともにこれも落ち着いてきます。
木の質感に錆びた鉄も素材的に良く調和していると思います。


インターホンカバーの制作で気を使うのはインターホンに会わせて切り抜きをすることです。
最近はカメラ、センサー、照明、などスピーカーとボタン以外に多くの機能があって
その機能を生かすように切り抜きをしなければなりません。
インターホンの実寸大図面を型紙にして確認してゆきます。


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空間のための作品(feel)

2012年03月12日 | 造形作品
毎年清里で開催するfeel清里現代彫刻展の今年のミーティングがあった。
この展覧会は清里フォトアートミュージアムの建築空間に触発されその空間のために作品を製作展示する展覧会です。
作家が空間と対話するところから始まる。
この美術館の敷地には作家にとって魅力的な、創作意欲をかき立てられる空間が多く潜んでいる。
私はその空間と数年間向き合い作品を作ることを楽しんでいます。

この空間は大きな分厚いコンクリートの壁と壁の間にできたスリット。
光や風がその隙間を通り抜ける。
南側の空間は光にあふれ北側の空間からは逆光になり影と光のコントラストが強い。
2010年の作品:球体をスリットのそこに置くことで垂直のスリットの形と対比する作品。逆光を意識して球体の中にも光と影を作るようにした。


2011年の作品:空間に線で描いたようなイメージで空が背景になるように高さを意識した。風により作品は揺れる。


今年はどの空間に作品を設置するか、対話を始める。

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