お茶会

護国寺でのお茶会に伺ってきました。複数の流派がお席をもたれる大寄のお茶会です。

今回の私的目玉は大寄なのに久しぶりにお濃茶のお席があったことと、そしてこのお濃茶がすご～～～くおいしかったこと！！
やっぱおいしいんですよね、お濃茶！　私ダメだ最近～
がんばっておいしいお濃茶点てられるようにならなきゃ★　あんなおいしいお濃茶を、自分も自宅でもいただきたいぞ！　←おいしいお茶を点てる努力の自分本位なインセンティブ


さてお茶会は大盛況で、早めに集合したのに並ぶ時間がほとんどで、２．５席しか入れませんでした。９時～１４時のほとんどの時間を並んで過ごす・・・（笑）。前回豪雨だったのはラッキーだったんですね（笑）。
０．５というのは、お点前の時間がなくて、お席にでお菓子とお茶をいただきお道具を拝見するだけ、というもの。とはいえお茶室に座ってお道具組を拝見できるのが貴重な経験なわけで、実際には０．８くらいの価値があります。なるべくぎりぎりまでお茶を出して下さろうというお気持ちがありがたいです。
時間がなくってお菓子もいただいて持って帰ってきてしまいました。
東松山の清晨庵さんの「晩秋」だそうです。中は栗かと見えますが、黄身あん！　とてもおいしくいただきました。



あと今回楽しかったのが、他の２つの流派が混じったお仲間のグループで、ご年配からしたら先生方かもと思うのですが、ご自分の流派より私たちがお稽古してる流派の「ファン」とおっしゃる方たちのお話を伺ったこと。

「おっかけしてるんです」とおっしゃって、中身（？）はもう流派を替えられないけれどもこういう大寄のお茶会ではご自分の流派のお席はほっぽってこちらに入られたり、こちらの流派のお席があるお茶会を狙ってお出かけになるとのこと。私達は新参者で自分たちの流派の「良さもまだ分かりません～」と焦っていたら、「あら違う流派だから分かるのよ！　やっぱりこちらが本来だと思うわ～、心があるのよね」「ね～」
と盛り上がる老婦人方。。。
なんと、みなさんこちらの流派の扇子をお持ちで、中には流祖ゆかりの柄のお着物や、帯をお召しの方も・・・！　すごー！（笑）

でもすごい嬉しかったです。いちおう私も、自分の入門した流派をかなり気に入っています（笑）。