Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

お稽古開始

2012年01月18日 | 茶道
病院からお稽古へ。
ことしもお稽古が始まります。

振り返るとお茶を習い始めて13年目です。
なんでも続くというわけでもないワタクシですが、なかなか続いているな、これはもっと続けたいなー、という心境です。


仕事で遅くなったりしているといつも他の方にやっていただいていた準備など、こんどは私が・・・と思いつつ中途半端だったりはしますけれども、でもこれまでと違うかかわり方も少しずつ始まっています。
昨年は、お茶事やお茶会についてもこれまでより一歩ふみこんでみる機会をいただけた一方で、お客様の位置と足運びについてなど思いっきり初歩のところをもう一度見直す機会も得たり、上をみてわくわくしたり、謙虚になったり、心理的にも幅広く。

その視野の拡大というか心理の拡大というか、それを今年も大切に、今年はイベントもいろいろある予定なので、上を見たり基本を確認したり、ワクワク、過ごしたいと思います。



まだまだひよっこの私の考えですが、お茶会は、お客さまに「美味しいお茶を一服召し上がっていただくこと」「愉しんでいただくこと」を第一として目指して努めることだと思っています。

お茶事の順序や作法は時代時代でものすごく変化しているし、近代には大物自己流茶人もいたり、名物道具蒐集を競ったりしますが、それでも、一期一会のお席に集まってお茶会を催す基本は「いっしょに楽しい時間を過ごそうよ!」「いっしょにおいしいお茶を飲もうよ!」なのだというところは、たぶんずーーっと同じ・・・。

だとすると、お客様としても、ちょっと言葉が適切でないかもしれないけど「ぜひ愉しませていただこう」という姿勢でいきたいな、と思ったりするわけです。ご亭主側がどこで愉しませようとしてくださっているか、それを探して楽しむ気満々で、それであれこれ楽しんで、「あー楽しかった」と帰ってくるお客様になりたいなー。

そのためには、知っているから気づける、楽しめることも多く、知識はあるにこしたことはないので、いろいろ知識も身につけたい。
けど、それが邪魔していろいろ気になってお席を楽しめなかったりするようなら、私的には目的から逸れてしまう方向だと気をつけなければと思います。

うーん。
なんか、新年から、読んだ本屋、あちこちお茶のサイトとかのぞかせて頂いていて、そんなことを思いました。
私にとって、お茶は、楽しむもの。




さて、夜咄と初釜をはさんだら、軽く1ヶ月ぶりです。
お点前はどこまで復習していたのだったやら(汗)。

夜咄のため方盆を続けてお稽古していたのを思い出して、台目のお披露目と、棚で両名物のお点前とを復習いたしました。


お菓子は尾道名物「鯨羊羹
上田宗箇展のお茶席で頂いたお菓子で、初めて知りましたがすごく美味しかったのでお稽古でみんなでと思って買ってきたもの。
道明寺がもっちり。鯨皮の黒いのはなんだろうとお席で盛り上がりました。
みなさんの予想、みんな当たり


茶花は南天。この時期はお花が少ないです。。。 ともすれば山茶花頼み。。。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「北京故宮博物院200選」展 | トップ |  »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (赤坂うさぎ)
2012-01-19 22:24:07
確かにこの時期は花物が少ないカモ。シクラメンでは花瓶に合いませんよね。
返信する
洋花 (ぴんくこあら)
2012-01-24 07:16:25
洋花は多少咲いているのですが、茶花になるものが少なく、椿が使われることが多いのが納得です。
シクラメンを活ける場合は花器ですね。
http://blog.goo.ne.jp/moriyami/e/dbdf3ada142a27b03f52970bc6870e17
返信する

コメントを投稿