成城散策

たまたま成城にでかけることがあり、１６時ころに開放されて時間ができたので、駅前にあった「見どころマップ」にしたがって街を歩いてみました。
　せたがや百景


成城学園の池
これはビックリな自然豊かな池です。鷺が２羽来ていたので写真を撮ろうと寄って行ったら飛び去ってしまいました。
だって少し寄らないと周囲の木が茂って写真が撮れないのですもの。
それにしても。
大学の中なんだし・・・もう少し手入れがされていてもよさそうな・・・。


成城の並木道
美しい銀杏並木。青山の外苑前のように有名にして人を集めようという展開にならないのはやはり「成城」だからでしょうか。。。


住宅の生垣


生垣でなくても植込みの香りの強い花に、大きなアゲハが１匹２匹・・・。


旧猪股邸
あまりの長い生垣、広大な敷地に、おそるおそる入口に近づいてみたら、「公開中」とありました。
旧猪股邸・・・建築家吉田五十八の設計で、現在は区の施設として公開されているそうです。閉園時間間近でしたがとりあえず見学
二つのお茶室があるのでした。四畳半台目と二畳台目。
お話では四畳半はじっさいにお客様をお迎えしていたそうですが、二畳のほうは御夫婦ふたりでくつろいでお茶されるのに使われたらしいとか・・・。
なんて風雅なんでしょう。。。
四畳半のほう、庭向いた面は障子が開き、Ｌ字に障子の下半分も空く、他にも天窓も灯りがはいっていて、八窓席か忘筌席かという明るさでした。
「明るいお茶室ですね～」と言ったら、ご案内の方に「お珍しいですね、皆さんお茶室は暗い部屋ですねとおっしゃいますよ」と笑われました。


二畳のお茶室も、すさを散らしたように作った土壁に、腰張に暦が張られており、こちらは外の景色までは見えないものの窓はいくつもとられて、とても落ち着くお茶室でした。


すばらしいな～。こちらはお茶室はお借りできないのでしょうかね～


喜多見不動の滝
こちらは断崖にあるお不動さまで、崖下に滝、中ごろにお堂があり、お堂奥の崖面に掘り込まれた洞の中にまた祠が・・・。
洞の中は、幽玄な、空気に土の重みがかかったような雰囲気を感じる空間でした。


そして断崖下を流れる野川。やはり鷺が飛来し、トンボも飛び回っていました。


しっかし暑かった～～。時間的には、もう夕方だったのに。
成城の住宅街には、コンビニありません、喫茶店もありません、そして自販機もない！
死にそうになったところに天の助け
自販機を発見しました。
もしや成城の邸宅街唯一の自販機？

年に１回も飲むか飲まないかのゲータレード500mlを買って一気に半分くらい飲み、どうにか生き返りました。

すると、思い出したように汗が噴き出す。。。
帰宅すると、つけていた真珠のブレスレットがすっかり光沢をなくし、触るとザラついていました。ちろりと舐めてみると、塩っぱい・・・
すぐにとにかく洗面所で洗いました。。。

１時間半ほどの刺激的な旅でした。