いつも、「今日つけてきた○○」というアプローチでブログのネタを決めていると、ゼッタイに登場しないモノがあります。それは「滅多につけないアクセアリー」です。
そこで、カテゴリーに「さんごのアクセサリー」を新設した記念(?)に、買ってから1回も付けたことのない、さんごのアクセサリーを紹介します。
アンティークショップで買った、たぶん1900年ごろのヨーロッパの珊瑚のブローチです。
私はどうやら「アール・ヌーボー」調が好みの模様。動植物の自然な形をダイナミックにモチーフにすることを好んだトレンドです。
そういう美術史に詳しいわけではないのですが、「これいいな!」と思うと、アール・ヌーボーと書かれていることが多いし、アンティークのものだと1900~1910年ごろのものと言われることが多い。つまり、アール・ヌーボーが盛んだった時代なのだそうです。
このブローチも、アール・ヌーボーらしいデザインのもの。
何かダリアのような花と、葉の造形がダイナミックです。
しかもこの葉の造形は、自然が創った珊瑚の形を活かしたデザインなのです。
裏側をみるとよくわかります。
茎や葉のスキマとなってポコポコあいている「穴」は、彫って空けたのではなく、天然の穴のようです。
葉のふくらみも、もともとの珊瑚の丸みのようです。
また下から見たり、
横から見たりすると、
葉の茎なんかも「天然の凸凹では?」「葉の茎の後ろが彫りぬいてあるのも天然の穴かも??」などと思ってしまうのです。
もしそうならば、ほんとうに、こんな形の珊瑚を活かしてアール・ヌーボーらしい花のデザインに彫ってしまった20世紀初頭のヨーロッパの職人さんのセンスと技術に感心するばかりです。
裏の付いている針はおそらく真鍮ですが、このブローチのために作られた針であること疑いなしです。
そういうわけで、これはもう芸術品として、ときどき眺めては私の気持ちを豊かにしてくれる存在です。
もちろん使ってみたい!! のですが、どうもそういう機会がなく、混んだ電車などで繊細な芸術品が欠けてしまったら困るし(じっさい購入した段階で花びらの一部が少し欠けているのですが)、お値段も、私が持っている珊瑚の中では一番高かったものでもあり、とにかく、とりあえず大切に大切に、しています。
そこで、カテゴリーに「さんごのアクセサリー」を新設した記念(?)に、買ってから1回も付けたことのない、さんごのアクセサリーを紹介します。
アンティークショップで買った、たぶん1900年ごろのヨーロッパの珊瑚のブローチです。
私はどうやら「アール・ヌーボー」調が好みの模様。動植物の自然な形をダイナミックにモチーフにすることを好んだトレンドです。
そういう美術史に詳しいわけではないのですが、「これいいな!」と思うと、アール・ヌーボーと書かれていることが多いし、アンティークのものだと1900~1910年ごろのものと言われることが多い。つまり、アール・ヌーボーが盛んだった時代なのだそうです。
このブローチも、アール・ヌーボーらしいデザインのもの。
何かダリアのような花と、葉の造形がダイナミックです。
しかもこの葉の造形は、自然が創った珊瑚の形を活かしたデザインなのです。
裏側をみるとよくわかります。
茎や葉のスキマとなってポコポコあいている「穴」は、彫って空けたのではなく、天然の穴のようです。
葉のふくらみも、もともとの珊瑚の丸みのようです。
また下から見たり、
横から見たりすると、
葉の茎なんかも「天然の凸凹では?」「葉の茎の後ろが彫りぬいてあるのも天然の穴かも??」などと思ってしまうのです。
もしそうならば、ほんとうに、こんな形の珊瑚を活かしてアール・ヌーボーらしい花のデザインに彫ってしまった20世紀初頭のヨーロッパの職人さんのセンスと技術に感心するばかりです。
裏の付いている針はおそらく真鍮ですが、このブローチのために作られた針であること疑いなしです。
そういうわけで、これはもう芸術品として、ときどき眺めては私の気持ちを豊かにしてくれる存在です。
もちろん使ってみたい!! のですが、どうもそういう機会がなく、混んだ電車などで繊細な芸術品が欠けてしまったら困るし(じっさい購入した段階で花びらの一部が少し欠けているのですが)、お値段も、私が持っている珊瑚の中では一番高かったものでもあり、とにかく、とりあえず大切に大切に、しています。
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