Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

お茶会

2006年10月08日 | 茶道
護国寺での大寄せのお茶会に伺いました。

数日前の豪雨が信じられないような快晴で、お着物でおいでの方も多く、華やかでした。
豪雨の日が十五夜だったため、月を模したと思われるお菓子を出されるお席がいくつかありました。お菓子の栗は栗を使っていたり、舌でも秋をじゅうぶん味わいました。
欲張っていくつもお席を回ったら、お菓子もいくつもになって、「お茶をもう一服欲しいね」と笑いあう始末に。終わりの方のお席で気をつけていたら、お菓子を懐紙に包んで持ち帰られるらしきお客様も多く、「なるほど」とも思いましたが、やっぱりそこでいただくのが一番おいしくいただけるはずと、もくもくといただいてしまいました(笑)。

今回はほんとのお茶席は初めてのメンバーもいましたが、運良くいろいろなタイプのお席に入ることができました。待合と寄付のあるお席でのお茶室に入る前のわくわく感や、小間のお席の親密さもよかったです。
ご流派が違うとお点前もお茶のいただき方も何も違うのはもちろん、お茶の味が違うのがいろいろと分かったり、お客様とお席主様のキャラクターでお席の雰囲気が違うのが分かったり、大寄せのお茶会ならではの楽しみも堪能


しかし終わった後で、「お席もお点前もご流派でいろいろだったけど、うちの流派がやっぱり一番よかった」とみんなが口を揃えて言っていたのは笑ってしまいました。
身内びいきなのか洗脳されているのか、ほんとうにそうだったのかもしれませんし、いやしかし、実は私もそう思いました(笑)。はげみになってまたお稽古がんばれることでしょう。

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