Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

伯爵亭

2012年05月30日 | 都市・街・建物
昨年もいまごろ? そういえば、洋館を訪ねておりました

奇しくも今年も、トウキョウの古い洋館で会食。
小笠原伯爵亭です。
昭和2年に建てられたというスペイン様式の洋館。
建物の評判は数年前から聞いていましたが、伺ったのは初めて。

夜だと暗くて? という話でしたが、ランチでしたので、食後に屋内、屋上、庭園など見学させていただくことができ、あ、もちろん食事もと~てもおいしくいただいたのですが、建物見学も含めてとても楽しい時間を過ごしました。


スペイン様式は、中庭をめぐる回遊の造り。その中庭から屋上へあがる外階段もクラシックで素敵で、屋上ではテントを張って楽しめる設備がついているとか。
それなのに、伯爵一家の住まいは1階で、2階は使用人の居室だったというから驚き。現在ではその2階が、結婚式をされる場合の新郎新婦と家族の控え室とのこと。とても瀟洒な控え室でした。

屋内には小笠原礼法の教場もあり、「今も講義中です」とのこと。すばらしい~
さきほどの会食でのテーブルマナーは大丈夫だったかしら、隠しカメラでもあってマナーのチェックがされていたりとか・・・?と一瞬ドキドキ。

庭園は、ハーブガーデンのようでした。そういえばお料理にもフェンネルの葉や花など、繊細にあしらわれていました。

羊のチーズなどで柔らかく煮た米料理。マジョラムやセリなどで風味がつけられていて、鮮やかな緑の、お花です。飾られた赤い葉はアマランサスというのだそう。
 
おいしい~。盛り付けも可愛らしい~。
でも使われていた食器は全て真っ白でした。
真っ白のお皿でなければこんなかわいい盛り付けは活きない、創作料理レストランらしいプレゼンテーションですが、日本の色柄のある食器もいいですよねぇ。そういうのをうまく融合させた創作料理っていうのもないかしら。


ところで、お料理は、いただく前に「こちらは○○でお味をつけた○○、添えています野菜は□□と△△です」と、説明があるのが良いようです、そうしないと、ハラが減っているとなんだか分からずとにかく口に入れるのが先決とか

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5月の料理 | トップ | 抹茶猫手拭 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
洋館 (赤坂うさぎ)
2012-06-01 06:28:13
洋館は建築出身者にとって何となく憧れる空間ですね。
返信する
歴史 (ぴんくこあら)
2012-06-04 17:58:39
明治~昭和初期の日本の洋館は、歴史と一体ですね。小笠原伯爵家の歴史、小笠原礼法、そして現在はレストラン・・・ 語るものの多い建物です。
返信する
良いね良いね~~!! (家族で眼鏡)
2012-06-06 20:52:25
優雅で良いですね~~!
こちら、一度行ってみたいと思っているのですよん。
お料理、ミシュランの☆をとっていましたよね!
テーブルマナーですか。
高校時代を思い出してしまいます。。。
返信する
ぜひランチで (ぴんくこあら)
2012-06-07 22:55:20
家族で眼鏡さん
☆でしたか。おいしいお料理・建物をご案内いただけるなど、サービスも嬉しかったです。
建物も堪能されるなら、ランチがよいようですよ。
返信する

コメントを投稿