Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

大徳川展と光彩時空

2007年10月31日 | art
上野の東京国立博物館平成館に大徳川展に行ってきました。
お目当ては、天下三大名物肩衝のうちの二つ「初花」「新田」
信長、秀吉、家康そして徳川家と所有されてきたお茶入れです。

写真や絵等で知っていたのですが、実物をみたらびっくり。
大っきい!
百聞は一見に如かずです。こーんな大きいんだ★ ガラスケースの中なので触れることはできませんが、もし持てたらこんな感じと手の形を作ってみると、かなりの大きさです。
形や色合い、釉の垂れなど確かに美しく、新田のグレーのような微妙な色合いはため息が出るようでしたが、まずはその大きさが衝撃でした。
こんなに大きかったら、お道具の組合せ(バランス)やお点前の雰囲気も、けっこう違ってきますよね~。
ふーん、・・・ふーーーん!! と、妙に感心しきりでした。
お茶入れではもう一つ「秋野」という文琳が出ていて、対してこちらはその丸さというか下窄まりの丁寧な扱いをしないと倒れちゃいそうな繊細さというか、あと照り葉のような赤さとツヤ。こちらは純粋に(?)美しさ繊細さに感銘を受けました。
他にも利休さんや遠州さんの茶杓や、掛け物、いろいろ貴重なものを見ることができました。

とりあえずお茶道具がお目当てだったのでイキナリお茶道具から見てしまいましたが、徳川家のお姫様の嫁入り調度品もすばらしく、ゆっくり見ていたら閉館時間になってしまいました(笑)。お昼のあと直行したのにマジ?(笑)
そのため甲冑や刀剣はさっと眺めて通っただけになってしまいましたが、いずれもすばらしい展示品でした。
武具では、家康の馬印の金扇がいきなり展示されていて、そういえば金扇だったなと思い出しました。
こちらも、イメージを超えてすごく大きかったです。



さて、平成館を出てきたらもう陽が落ちて暗くなっていました(笑)。
そして駅に向ったら、国立西洋美術館でライトアップが始まろうとしていました。
光彩時空'07(PDFファイル約1.2MB)

朝、テレビのニュースで紹介されていたのを見ていたので、さっそく見ていくことに。

ライトアップされたテラスでの管楽器の演奏で始まり


建物壁面への印象派絵画のライトアップ。
サン=トロペの港

1サイクル20分ほどでしたが、空と揺れる木々の下で管楽器の生演奏を聞いて心地よく、ライトアップも楽しみました。



芸術の秋を満喫。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スイートポテト | トップ | 栗しぐれ »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tak)
2007-11-05 18:16:51
こんばんは。
TBありがとうございました。

主催者も驚くほどの人出だそうですね。
でもこれだけの品々が集結していれば
人が来ないわけありません。
徳川家の意地の張り合いも有り難いものです。
返信する

コメントを投稿