中置

子どもの手足口病でお休みしている間に、中置をお稽古する季節に！！
うわーっ、季節、早！

痴呆の始まっていた義母が、中置という言葉に「そう、中置なの！」と反応したのが忘れられません。茶道独特の、繊細な季節感を一言で伝えてくれます。



このところお着物談義もにぎやかで、私もお着物意欲が高くなっています。
母のお古の単衣を引っ張り出し、「これに合う帯は？？」
前日に着物と帯と帯〆、帯揚げを決めておき、子どもを園バスに乗せて、２０分で着付け！
バス停に向かいながら、自分の体をあちこち撫でまわして「ありゃお端折が出てない★」と引っ張り、袖を引き八ツ口を整え、バスは最後尾の席に座って、帯の垂れが短すぎるのを整えてあっちを引きこっちを引き…。
お稽古場に着いて先生に「おかしくないですか！？！？」「おかしくないわよ！」
ほんと～？？？（笑）


子どもの話、オヤの話、食事の話、着物の話…オンナのおしゃべりも尽きませんが、お稽古するお点前の種類も尽きません★
中置ね～。久しぶりです。
釜の蓋をとると置くところがないので、蓋置を出すために柄杓をとって、蓋置を出し、蓋を置く。手の柄杓は、どう扱うんだっけ？　アレ？　あ、お湯を入れるので釜を開けたかったのだっけ、お湯を汲めばいいんじゃないの
等々。

それでもどうにか、お薄と濃茶と、中置でお点前させていただきました。


そんなこんな、わやわやとお稽古していたところ、お茶事のときにはいつもおいしいお料理を作ってくださる、先生ご主人から、「お昼食べる人何人？　スパゲティ作ったら食べる？」
えぇ～、いいんですか、うわ～、いただきますッ
全員です
　
しゃきしゃきキャベツとやわらかお肉のスパゲティ。山盛り。。。
全員でキレイに平らげました。ごちそうさまでした。おいしかった。。。

昼食のはずが持ち帰ったフルーツサンドは、子どもが「わ～、こうちゃんくだもの好き」と喜んで、おやつ代わりに真ん中だけきれいに食べました。。。


さて、茶花は不如帰、水引、藪蘭。
お菓子は千歳虎屋さんで尾花でした。