Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

操車場

2008年05月01日 | 都市・街・建物
さいたま新都心にある支店にでかけました。上野から宇都宮線です。


「地下鉄路線図」に、線路は書いてあるのに駅が書いてない駅が、いくつかあるって、知られているでしょうか。
「首都圏路線図」にはあるのですが、あれは小さすぎて、よほど初めての駅に具体的に行くときにルートを調べるくらいしか眺めないですよね。でも地下鉄路線図は、あちこちで目に触れる機会は多いわけです。
でもあれにある駅が、あの圏内にある駅全部だと思い込んでいると、違います。
私は思い込み派だったので、以前、初めて聞いたとき、どこにあるのか説明を聞いても容易には理解できませんでした(笑)。

東北本線/高崎線に乗って上野を出た次の停車駅が、尾久です。上野からの所要時間、5分。
通勤等にはすっごい便利な立地だろうと思いますが、すごく、鄙びた町です。降りて少し歩いてみると町工場とかあるところです。

そしてここには、さらに信じられないような広大な操車場があります。
見渡す限り、線路。
操車場を再開発すると汐留や品川のような超高層群が建つということを思わず納得してしまう景色です。


今回は支店へ向かう途中で、ホームに降りてみるわけにいかなかったので、車窓からの写真を撮ってみました。

ちなみに、私が乗った高崎線の電車は、一番後ろの車両が荷物専用車両になっており、「荷物室」というのれんがかかっていました・・・。

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8 コメント

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線路はあるのに駅はない? (赤坂 うさぎ)
2008-05-02 13:39:57
うーん?
これはちょっと意味がわからないなぁ?
例えば鉄道会社だけが使う駅で
一般の人は乗降しない貨物駅とか
でしょうかねぇ。
教えてくださ~い。
返信する
「地下鉄路線図」にないだけ (ぴんくこあら)
2008-05-02 18:10:08
ふふふ。
そんなに複雑なんではないんです。
東北本線の尾久、埼京線の十条、板橋、常磐線の三河島といった駅が、「地下鉄路線図」には書いてないのです。
けど、尾久であれば手前の新堀と次の赤羽は、書いてあります。三河島も、日暮里と南千住の間です。

山手線・中央線の駅は、全て書いてあります(たぶん)。
でも上記の駅は、山手線とほとんど隣接していますが、山手線じゃないし、地下鉄と接続もないし、JRの分岐・合流もないためでしょうか。はさんで両隣の駅が書いてあって線路の線はもちろん引いてあるので、じゃあこの間は駅はないのかなって思うじゃありませんか。
地下鉄の駅じゃないのだから書く義理はないのでしょうが、いかにもツンボサジキで「冷たいなぁ」と思ったりしてしまうのですね。

その証拠に、尾久とか三河島とか、このことに気づくまで、存在を知らなかったし
返信する
わかったわかった (赤坂 うさぎ)
2008-05-03 01:37:35
なるほど。
結局JRについては最小限書けばというのが
地下鉄の判断なんでしょうね。
駅名を書くスペースがなくても
駅のマークだけでも入れてあればいいのにね。
地方から来た人には確かに不親切ですね。

仕事でも何でもみんな自己中心で
自分がわかればいいという人が増えてるね。
だから色んなシステムがなかなか定着しない。
KTMSなんかも本社にとって便利なようにまとめてあって現場が使いやすいようになっていない。

普段一番使う人に使いやすいようになっていてはじめてシステムとして機能する。僕はそう思って
仕事をしていまーす。
だって現場が会社の利益を生み出しているんだから
そこをサポートするように動くのが本社じゃないかなぁ。ところが本社に長くいると大した実力もないのに自分は偉いんだと錯覚する人がふえて上から目線で色んなものを作ってしまう。コレが利益を阻害する一番の元凶でしょう。

ITの世界でもヒットシステムは、モバゲー、NAVITIME等無料で便利だからよく使われる。
会社のシステムもそうあるべきでしょう。
ぴんくこあらさんにはその辺の路線変更を実は期待しています。
H技師長も、I君も長いこと見てきましたけど、実は実戦より理屈派ですからもう限界だなぁ。少しは現場の声を聞いてシステムを作ってほしいものです。
現場はね、そんなに大システムとか体系を期待していません。今より少し便利で時間の簡素化をできるものを求めています。

機会があったら現場の中堅の真実の声をきいてほしいなぁ。僕も現場マンだったから切実な声がよくわかります。だから本社に戻った今、徹底して現場支援に回っています。そうしていると仲間もふえるし、毎日が楽しいですよ。

まずは、EFTMに参加してうさぎの脱線話に付き合ってみてください。その辺の香りを感じてもらうと荻さんあたりの感覚が理解できるようになるでしょう。

結局、今の日本、もうちょっとの親切が足りませんね。真面目な話ですいません!!!
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あみだくじ (ぴんくこあら)
2008-05-03 10:23:28
うわっ、うさぎさん、地下鉄路線図から、すごい真面目なお話になっていますね

私も実態はどちらかというと理論派ですのでツライところです。
私の理想は「あみだくじ」のハシゴの線がちゃんとできていることです。くじを引く人は自分の名前を選べばいいように、景品を配る人には景品の名前が指定されるように、その「組合せ」はハシゴの線の設計が翻訳します。
そういうふうに、現場は現場が日常使う切り口と順番で処理していれば、本社は本社が欲しい切り口と順番で取り出せる、その翻訳のロジックがシステムだと思うのです。
それなのに本社が本社の視点のままハシゴの線なしでルールを現場に要求したり、現場が現場の視点のままロジックを作らせたりしては、相手側が翻訳の仕事を全て押し付けられることになって、エライコッチャですよね。

と、理想は高いのですが、私もどっち側のエキスパートでもないのでナカナカ理想のようにいきません
あっち行っても「教えてください~」、こっち行っても「教えてください~」ばかりですが、なんとかハシゴの線を1本づつ引いていければなぁ、と思っています。

いつも感嘆するのは赤坂見附の交差点。
高速道路も一般道も人も地下鉄もボートも、あらゆる方角からあらゆる手段でやってきて、ぶつかることなく行きたい方向に流す、あのようにありたいなぁ。。。
返信する
QCDSE (赤坂 うさぎ)
2008-05-03 17:17:09
GWなのに難しい話ですいませんが、もうチョット
続けさせてくださいね。
SM(現場管理)を関数で表わせば、
Q(品質管理)C(原価管理)D(工程管理)S(安全管理)E(環境管理)の4つの組合せです。
SM=Q・C・D・S・E
です。
要求される品質の建物(Q)を
適正な利益(C)をあげるべく
限られた工期(D)内で
安全に事故なく(S)
環境に影響しないように(E)
作成するということです。
現場管理の軸はこの5つの変数を
有効裡に組み合わせるということです。
ある物とある物は比例、あるいは反比例、
相似曲線だったり、放物線だったりします。
優秀な所長はそれらの変数を
経験から数値化して最適解を
求めていっているんですよ。
過去の経験からQとCはとか
DとSはとか種々の連立方程式を
経験から持っていて
それらを当該現場の場合はどうかと
検証するわけです。
その時のそれぞれの代用特性値を
何にするかは個人によって少しづつ
違います。
確かにある程度の場数を踏まないと
その関係式は解けないんです。
でもITが普及してその辺を
ある程度自動的に数値化して
中堅若手の技術未了を補完することが
これから必要なんですね。
その辺をぴんくこあらさんに
期待しているんですよ。
私もT本部次長も、K副社長も。
年配でも若手でも古い固定観念論に縛られた人では
フレキシブルな発想は無理なんですよ。
会社が体系やシステムを決めないからできない
というのではダメなんです。
そもそも体系はこのスピード時代に普遍ということは
ありえません。アメーバ状に絶えず変動しています。カオス状態とでもいうのでしょうか。
ですからシステムを組むときに80%ははしごを
作る作業、20%は混沌をどう許容するか、システムに組み入れるかを考えるくらいで丁度いいと思います。
一番いい例が、建築工務部時代からある建築のコード化の話。30年前から話があり、私が平でまだ電算センターといっていた頃、20年前に一度できかけましたが以来ずーっとできていません。
原因は何でもかんでも1対1に対応するように整理しようとするから無理が出て破綻しました。
家でもそうですが、ここは何室あそこは何室と決めすぎると住みづらいんですよ。小さな予備室が一つあると俄然使い勝手がよくなります。
システムでもこの予備室をどう作るかがポイントです。いくら優秀な所長でも最後混沌としてえいやーと決断する場面が出ます。ハンドルでいうと遊びです。
EFTMの参加メンバー、S古をはじめとして皆混沌の塊ですのでどんどん何でも質問して体感していってください。K井次長などは関西に戻れば所長ですから
いい相談役になるでしょう。
K副社長が認めるようにぴんくこあらさんは頭の整理がきっちりできた理論派ですから、うちの若手中堅とがんがん話すといいですよ。うさぎが仲介役を買ってもいいですよ。
部内を取材するのもいい勉強になるでしょう。
長くてすいませーん。

返信する
お買いかぶりが… (ぴんくこあら)
2008-05-05 00:27:55
うさぎさま

わーぉ、なんだかすごいゴールデンウィークになってきましたね(笑)。
うさぎさんのお話は、まだまだ私には「日本語は分かるけれどもその意味を理解できない」段階です…。

しかしおっしゃるようなご期待を頂いているとすると、期待過剰なのでは…
人間として頭の整理が「できている」なんてことはなくて、いつも一番下っ端なので、担当の内容について概要を見て理解するのでなく直接モノを見て概要にまとめて供する立場ですから、対象領域について一通りそうやっていくと、「全部」が頭の中に溜まって、しば~らくモヤモヤしていると、3Dアートが見える時のように、あるときふっと、あみだくじが隠れていることが分かる場合があるのです。
整理がつく/つかないというよりは、人が作った「概要」でなく直でものを見る人が少ないということなんじゃないかなぁ、と思っています。
返信する
同感、同感。 (赤坂うさぎ)
2008-05-05 01:02:21
ぴんくこあらさんの仕事は確かに直接モノを見て概要にまとめて供する立場ですね。

だから、対象領域について一通りそうやっていくと、「全部」が頭の中に溜まって、しば~らくモヤモヤしていると、3Dアートが見える時のように、あるときふっと、あみだくじが隠れていることが分かる場合があるんですね。でも実はこれが一番大事なことですよね。

うさぎも仕事の内容は違いますが年長になった今も
ぴんくこあらさんと同じ手順で仕事をしています。
だからこそ現場の真のニーズに応えられると思っています。

ところが本社の人の多くは意外と早い時から人に概要をまとめさせてそれをチョット見ただけで判断する側に回っている。だから核心に近づけないし、地位は上でも説得力がない、ということだと思います。

本社にいる人こそ若いうちは仕事にどろどろになるぐらい突っ込んで行き、3Dが見えるということを体感しなくてはいけません。

建築企画部にいた時、現K福社長の横でぴんくこあらさんが総合職に採用される経緯を聞いていましたが、
決め手はぴんくこあらさんの洞察力の凄さだったそうなんですよ。

下っ端とかベテランとかに関係なく、今我が部に必要な人材は、ひたむきに突っ込んで真の姿は何かを真剣に求めていく人なんですよ。

現場からの相談に他人事のように何処かの教科書に書いてあるようなことを応えるだけの次長、課長の何たる多いことか。
昔の建築工務部時代には考えられません。みんなひたむきに勉強していました。向上心が旺盛でした。こないだの荻さんのように話し出したら止まらない、頭の中がいつもやりたいことの宝庫になっている、これが本社の人間ですよね。絶えず努力を続けるひたむきさ、これが大事ですよね。

ぴんくこあらさんと一緒の仕事をしたことはありませんが、方向性になんとなく共通点を感じたので頑張って欲しいという意味から長文を3日連続で書いてしまいました。

分野が違いますが、建築全般で相談事があればいつでも声をかけてくださいね。共に頑張りましょう!

遠慮は要りません、ぴんくこあらさんの活躍を祈っているうさぎの独り言でした。




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入門! (ぴんくこあら)
2008-05-06 18:16:05
うさぎさん、何も出ませんカラね~?
洞察力のあり/なしなんて、どうして分かるのでしょうね、本人は知りませんが?(笑)

残念ながら私は「これが専門です」というものがあるわけではないので(近代国文学専攻)、これまでもそうだったのですが、直接モノやデータを見るといっても、つまり専門でない分野についてゼロから勉強したり専門の方に教えていただいたりからです。

で、何年かサイクルで対象分野が「ガラッ」と変更になるので、しょっちゅう入門者です。
というわけでこのたびも新規入門者になりましたので、ご指導よろしくお願いいたしますね。
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