昨年7月、ヤマウコギでタテジマカミキリを探していた時、タテジマカミキリよりはるかに大きなビロウドカミキリが枯れかかった枝と葉に隠れていた。
まあ、きれいな色というわけでも変わった形というわけでもなく、大きなカミキりらしいカミキリだ。
まあ、きれいな色というわけでも変わった形というわけでもなく、大きなカミキりらしいカミキリだ。
ところが今年5月、Aさんからチャイロヒゲビロウドカミキリの話を聞いた。
カミキリにそれほど詳しくはないので、初めて聞く名前だし、ビロウドカミキリと何が違うのかも良くわからないが、かなり希少種のようだ。
多摩地域にもたくさんあるニワトコやユズリハの大きな木にいるらしい。
あるところの一本の大きなニワトコを教えてもらった。
しかし夜行性で昼間は見つけるのが非常に難しいようだ。
6月になり、そろそろ出て来る頃と見に行ったが、全く分からない。
これは夜来るしかないかなあと思った。
再度、6月中旬になり、昼間だがまた行ってみた。
しかし、目視では全く分からない。
昼間は葉の影などまず見つけられないようなところにいるらしい。
手の届く範囲で、ビーティングしてみたが全く見つけられず、次は夜来るかと思い始め、最後にもう一度と枝の先をたたくとカミキリが落ちた。
おお、これかな???
ビロウドカミキリにそっくりだ。
容器に入れて撮影したが、触覚が短いメスのようだ。
その後、元の枝に戻して撮影した。
横顔も撮影。
チャイロヒゲビロウドカミキリは、触角の第一節が急に膨らんでるので見分けるということだ。
このことを言っているようだ。
でも、ビロウドとニセビロウドとの3種の区別ができるか自信はない。
それにしても、なかなか大きなカミキりを撮影出来てAさんに感謝です。
来年は、もっと触角の長いオスが見られるといいな?
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