タケウチトゲアワフキという何とも変わった形の虫がいるのを教えてもらい、これが南大沢でも見られると知り、記事にしたのが2015年である。
これがタケウチトゲアワフキ。
それ以降毎年一度は見に行ってしまう。
今年もシナノキの街路樹が沢山ある場所へ行ったが、ますます手入れがされて低い枝がなくなって見にくく、数匹しか見つからなかった。
そんな時、Sさんから「セイヨウボダイジュを見に行ったら、タケウチトゲアワフキがたくさんいた。」とメールを頂いた。
以前そこも見に行ったのだが、全く巣の痕跡もなく、タケウチトゲアワフキもいなかったので、エッと思いながら数日前に行ってみた。
何本もあるセイヨウボダイジュの一番手前の、最初の枝を見るとなんと3匹いた。
どの枝にもいると言った感じで、本当に沢山いる。
ツマグロオオヨコバイの半分くらいの大きさで7mm位だろうか。
左にあるのが幼虫の巣で、泡と一緒に出てきて羽化する。
セイヨウボダイジュはこんな形で大きくなるようだ。
ここには「セイヨウボダイジュ(ナツボダイジュ)」と言う札が付けられていた。
これはヨーロッパ原産。
いつも観察する街路樹は「シナノキ」と書かれていた。
これは日本原産。
調べると、ボダイジュは中国原産、他にもインドボダイジュ、フユボダイジュ、セイヨウシナノキ、アメリカシナノキ等々の名前がたくさん出て来る。
植物に詳しくないのだが、タケウチトゲアワフキはどの木にもつくのだろうか?
これだけたくさんいると、来年は羽化するところが見たいものだ。
まあ、公園内なので選定されないことを願うが。
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