新緑のきれいな季節となった。
そこで、アオバセセリの登場です。
いきなりですが、指に乗ったこのアオバセセリは羽化したばかり。
昆虫の飼育はほとんどしませんが、わけあってアオバセセリのサナギをベランダに置いたケース内で越冬させた。
そろそろかと、毎朝ケースの上からサナギをチェックしていた。
二日前、いつもの様にサナギを見てまだだと思ったら、ケースの蓋の隅にちらった赤い色が見えた。
あれ、羽化していたのだ。
サナギの殻は割れているようには見えなかったのだが、上の方は確かに裂けていた。
実は昨年9月19日に、丸まった葉だけでほとんど他に葉がないアワブキの幼木があったので、その丸まったところを覗いてみるとアオバセセリの幼虫がいた。
でもこれでは、餌となる葉はなくて、自分のすみかを食べてしまうと丸裸になってしまう。
どうも保護した方が羽化する確率が高いと考えた。
ケースに入れて、別の木からとってきた葉を入れて様子を見ると、4日後に蛹になる準備を始めたが、あちらこちらに糸を引いては場所を移り、かなり神経質な様子。
でもここで落ち着いてようだ。
アオバセセリはサナギになった直後だけ真っ赤になると聞いていたので、いつなるのかどんな色になるのか、興味深い。
次の日もこのまま。
その次の朝も変わらず。
ところが、その晩遅く何となくのぞいてみると、見事に赤くなっていた。
そして翌朝には少し薄くなり、更に翌日には白くなってしまった。
毎朝見ていたのだが、偶然にも、あの晩にのぞかなければ赤い色は撮れなかった。
そして、7か月後に羽化した。
指に乗った後、あっという間に飛び立ってしまった。
今頃、咲き始めたウツギの花にいるのだろうか。
チョウ目 セセリチョウ科
撮影 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro
OLYMPUS E-P5 M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro
OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough
そこで、アオバセセリの登場です。
いきなりですが、指に乗ったこのアオバセセリは羽化したばかり。
昆虫の飼育はほとんどしませんが、わけあってアオバセセリのサナギをベランダに置いたケース内で越冬させた。
そろそろかと、毎朝ケースの上からサナギをチェックしていた。
二日前、いつもの様にサナギを見てまだだと思ったら、ケースの蓋の隅にちらった赤い色が見えた。
あれ、羽化していたのだ。
サナギの殻は割れているようには見えなかったのだが、上の方は確かに裂けていた。
実は昨年9月19日に、丸まった葉だけでほとんど他に葉がないアワブキの幼木があったので、その丸まったところを覗いてみるとアオバセセリの幼虫がいた。
でもこれでは、餌となる葉はなくて、自分のすみかを食べてしまうと丸裸になってしまう。
どうも保護した方が羽化する確率が高いと考えた。
ケースに入れて、別の木からとってきた葉を入れて様子を見ると、4日後に蛹になる準備を始めたが、あちらこちらに糸を引いては場所を移り、かなり神経質な様子。
でもここで落ち着いてようだ。
アオバセセリはサナギになった直後だけ真っ赤になると聞いていたので、いつなるのかどんな色になるのか、興味深い。
次の日もこのまま。
その次の朝も変わらず。
ところが、その晩遅く何となくのぞいてみると、見事に赤くなっていた。
そして翌朝には少し薄くなり、更に翌日には白くなってしまった。
毎朝見ていたのだが、偶然にも、あの晩にのぞかなければ赤い色は撮れなかった。
そして、7か月後に羽化した。
指に乗った後、あっという間に飛び立ってしまった。
今頃、咲き始めたウツギの花にいるのだろうか。
チョウ目 セセリチョウ科
撮影 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro
OLYMPUS E-P5 M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro
OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough
アオバセセリのさなぎが一日だけ真っ赤になるなんて
知りませんでした。
こんなにきれいになるんですね。驚きです。
興味深いですね。蛹が一日だけ赤くなるというのは初めて知りました。
大変美しい蝶でこちらでもよく見かけます。
一度飼育してみたいと思っておりましたがますます意欲を刺激されます。でもまだ一度も幼虫を見たことがありません。
前蛹が脱皮した直後だけのようです。
ビックリしました。
運が良かったです。
頭をテントウムシみたいに見せているとか!
アワブキの葉を二つ折りにして、丸い小さな穴を3つくらい開けて中をすみかにしています。
指乗りアオバセセリなんて羨まし過ぎですよ!
赤いサナギはまさに昆虫の神秘ですね。
いいもの拝見しました。
ではでは。。。。。。や
わっ~何て素晴しい飼育経験と記録でしょう♪
幼虫は何度か観ましたが、蝶とは出会っていません。
幼虫、赤い蛹、美しい蝶どれも魅力的ですね。
まだまだ知らないことがたくさんありますね。
先日は、良いものを見せてくれてありがとうございました。
アオバセセリはこれから一ヶ月ほどが、見られるチャンスですよ。
是非、探してください。
きっとJKにもいますよ。
蝶(国産で言えば)はアゲハチョウ上科とセセリチョウ上科からできているわけですが、
「アゲハチョウ上科で展開されているバライエティ(つまり、アゲハ、タテハ、シジミ、シロチョウ)がそっくりそのままセセリチョウでも展開されているのだ 」
そうです。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/skipper/skipper_j.html
つまり、セセリチョウの中にはシロチョウに似ているグループやら、タテハチョウのようなグループがいる、ということらしいです。
ダイミョウセセリなんかはタテハっぽいですが、このアオバはカラスアゲハ?ミドリシジミ?
それにしても、変態の度にこうも鮮やかに色を変化させるとは、アオバセセリのワンマンショーですね。
これはまた素晴らしい写真を撮られましたね。
アオバセセリは昨年初めて幼虫を撮りましたが、蛹はまだ見たことがありません。今年の課題です。
ぼちぼち成虫の姿も見られると思っていましたが、手乗り写真とは恐れ入りました(笑)。